投稿日:2023.11.15
Eラインってなに?
目次
Eラインってなに?
皆さんこんにちは( *´艸`)
池袋駅前歯科・矯正歯科です。
今回はEラインについてお話していきます。
皆さん、「Eライン」という言葉は聞いたことがありますでしょうか??
Eラインとは、美しい横顔を評価するためのもっとも代表的な基準となる一つです。
私自身、Eラインという言葉知ったのは、こういった仕事をする、勉強をするようになってからです。
全くもって知らなかった私ですが、現代の若い方たちは、Eラインを求めて、
歯列矯正の相談にいらっしゃる方はEラインが気になっててきました。
という方が半分以上なのです。
SNSが普及し、情報社会ですので、よりご自身のお顔が気になる状態なのかなと思います。
SNSに乗っているものが、本当に正しい情報なのかしっかり情報の取捨選択をしてくださいね(^^♪
そこで今回は「歯並びが改善することで、Eライン(横顔)にはどんな効果や変化あるのか?」について解説していきます(^^)/
Eラインとは?
そもそもEラインがなにかというと
Eラインとは、鼻の先端からあごの先端までを結ぶ線のことです。
歯列矯正において、横顔の美しさを評価するために、その基準の一つとして用いられています。
Eラインに唇が触れている、またはあるいはほんの少し内側に唇が収まっていると理想的な横顔と言われています。
一般的に、唇がEラインからはみ出していなければ、美しい横顔だとされています。
最も理想的な横顔は、Eラインよりも上唇が4mm程度、下唇が2mm程度内側にある状態だと言われています。
しかし、この基準はアメリカの歯科矯正医であるロバート・リケッツ氏が提唱したものであるため、
日本人の美の基準に必ずしも当てはまるとは限りません。
なぜなら、日本人は欧米人と比べると鼻が低く平坦なことから、
Eラインに若干唇が触れるくらいが理想的であると思われます。
上唇がEライン上にあり、下唇がEラインよりも2mm程度内側にある横顔が、
日本人の最も理想的な横顔であると考えられています(^_-)-☆
Eラインは、下顎の先と鼻の先に定規や人差し指などを当てて、自分でも簡単にチェックすることができます( *´艸`)
その際には、正面を向いた状態で首を真っすぐ伸ばし、
背筋を伸ばして確認してみて下さいね(^^♪
理想的なEラインができない原因
具体的に理想的なEラインができない原因については、以下4つが挙げられます。
口ゴボ
口ゴボとは、上唇が前方に突き出ているような状態のことを指します。
唇が閉じづらい状態になっており、鼻下が長く見えてしまうことがあります。
主な原因は、前歯が前方に突き出ている状態になっていることです。
受け口
受け口とは、上の歯よりも下の歯が前方に出ている状態のことです。
日本人は、上顎よりも下顎の方が骨格が大きい傾向があります。
そのため受け口になってしまう方が多くみられます。
下顎が引っ込んでいる
受け口とは反対に下顎が引っ込んでいることで、Eラインが崩れてしまうケースも少なくありません。
主な原因として、幼少期に顎がうまく発達しないケースが考えられます。
その他にも普段から顎杖をついてしまう癖がある方が挙げられます。
鼻が低い
鼻が低いことも、Eラインが崩れてしまう主な原因として挙げられます。
日本人は鼻が低い傾向があるため、生まれつきの骨格が主な原因と言われています。
歯列矯正でのEライン改善には限界がある
歯列の矯正では、歯の並びの改善にはとても効果的です!(^^)!
ただ、Eラインの改善にはどうしても限界があります。
なぜなら、Eラインが構成される要因には、
骨格や鼻の高さ、唇の厚さなども密接に関係しています。
そのため、持っている骨の中で歯列矯正で歯の位置をどれだけ調整しても、
唇の厚さや鼻の高さ、骨の位置など改善することはできません。
ですが、Eラインが完璧に沿った
口元を手に入れることができない場合でも、
歯列矯正によって歯並びを改善することで、口元の印象を良くすることができます。
そのため自分に自信が持てるようになります✨
Eラインの乱れが骨格に要因がある場合には、
外科手術を併用する場合があります。
患者様のご意向で、外科手術はせずに、矯正治療単独でできる限りまでがいいという方も
いますので、それはドクターとしっかり話し合って決めていきましょう( *´艸`)
歯列矯正の種類
歯列矯正には、いくつかの装置がありますので、お話してきます。
①表側(ラビアル)矯正
最もスタンダードなものかと思います。よく見かける表側矯正にブラケットがつくものです。
凸凹をとるのが得意で、色々な症例に対応しています。
表側に装着がついていますので、目立ってしまいます。
昔はメタルの物が主流でしたが、
近年は白いブラケットも出てきており、目立ちにくくなってきております。
②裏側(リンガル)矯正
歯の裏側に着く装置です。
装置が目立ちにくく、前歯を後ろに引っ張る動作がとても得意です。
目立ちにくい反面、慣れるまでは喋りにくさを感じる場合があります。
③ハーフリンガル矯正
上顎が裏側、下顎が表側に装着つきます。
表側(ラビアル)矯正程目立たなく、裏側(リンガル)矯正程は料金が高くないです。
ですので、選択される方がとても増えております!(^^)!
しかしながら、上下で矯正の装置が付いている向きが違う為、
期間が少し伸びてしまう場合や、嚙み合わせによっては
ご案内できない場合がありますので、予めご了承ください。
④マウスピース矯正
マウスピース矯正は目立ちにくく、着脱ができるため歯を清潔に保つことができます。
細かな動きがとても得意です!(^^)!
しかし、マウスピースを付けたままの飲食は基本的にお水のみでお願いします。
食事や甘味料が入った飲み物等は、虫歯の原因になるため、控えていただくようお話しています。
また、装着時間の管理を患者様にお任せしてしまうことになりますので、
継続して使えない方(めんどくさがり屋の方)は向いていないかもしれません。
私たち池袋駅前歯科矯正歯科では生まれ持った骨格の中で最大限のことをさせていただきます。
逆にお伝えしておくと、患者様がもっと歯を後ろに下げてほしい。
という要望があった場合にも、骨格、骨などの位置によっては、
歯に機能的な障害が出てしまう場合は(嚙み合わせ不良も含む)、
どんなにご希望であってもお断りさせていただく可能性があります。
私の個人的な観点からすると、
にこっと笑った時の横顔(Eライン)が綺麗だとときめきます(笑)
始まりにも記載したように現代では、いろいろな情報が溢れている時代で
綺麗なものが切り取られ、加工され、より素敵になっているので、
どんなことも100点!!と完璧を求めてる方も多いのかな、、、、
特に見た目に100点を求めている方が多いのではないかと思います。
カウンセリングをしていて思うのですが、
口を閉じたとき、ではなく
笑った時のなど、違う見方に
視点を変えることもこの情報社会で
気負わずに生きていく術なのかなと感じております。
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