投稿日：2023.2.28

顎が小さいと歯並びが悪くなる？

顎が小さいと歯並びが悪くなる？

こんにちは、池袋駅前歯科・矯正歯科です(^^♪
今回は、顎の大きさと歯並びの関係についてお話していきます( *´艸｀)
気になっている方も多いのではないか？と思います。
カウンセリングでは歯並びが気になってと相談にくる方が
基本的に顎もお顔も小さい傾向にあります。
ご自身では中々、顎が小さいとは言われないですが、本当に
小さい方が多いです( ◠‿◠ )
正直羨ましいなと思うことがあります（笑）

しかしながら、顎が小さいことで直接的に歯並びへの影響があるのか、ということを
今回は、お話していきますね！！！

顎の大きさで歯並びは左右される？

皆さんは歯並びはなぜ悪くなるのか？ということは考えたことありますか？
顎の大きさが足りないから？
歯が大きいから？
骨の問題？舌の癖？
口呼吸をしているから？
など様々な検索項目がネットで検索に引っ掛かったりするのではないかと思います。

その中でも実は顎の大きさは大いに歯並びへ関係しているのです。
歯の大きさも大事ですが並ぶためにには、まず並べるためのお口の大きさや顎の大きさも重要になってきます。

ではなぜ顎が小さいと歯が並ばないのか？
顎が小さいと歯を並べるスペースがありません。
そうなると生えてくる歯が無理やり出てくるため、歯が重なったりして出てくることになります。
そういったことが原因で歯がきちんと整列せず、歯並びにがたつきがでてくることがあります。

現代人は顎が小さい？

最近の若い人は全体的に顎が小さいことが多く見受けられます。
顎が小さいから並ばないんですねとよく耳にする方もいらっしゃると思います。
研究では、縄文時代～弥生時代にかけて下顎骨が大きくなっているそうです。
弥生時代→鎌倉時代→江戸時代と下顎が小さくなっており、明治から下顎骨が大きくなっているといわれております。

なぜこうなったかというと、顎が小さい理由によくあげられるのに食事との関係性があります。
顎の幅を増やすには噛むための筋肉を増やす必要性があります。
筋肉を増やすためには固い食べ物を多く咀嚼する必要があるのです。

近年は食べ物の種類が増え、柔らかい食べ物も多くあります。
選択肢が増えることにより固い食べ物が主だった昔とくらべ、
柔らかい食べ物も多く取るようになり咀嚼回数が減ってきたため、
顎がだんだん小さくなっていったと考えられるようになりました。

子供のころに「よく嚙んで食べなさい。」と親や、学校で口酸っぱく言われた記憶がある方はいませんか？
大人になり、いろいろ知って思うのは、それが理にかなってたのかと改めて気が付かされました。

現在では、上に記載した、咀嚼が関係して、顎が小さくなっていることが
主と言われていますが、もちろん、そもそもの骨格や遺伝などもございます。
おじいちゃんおばあちゃんや両親に顎が小さい方がいらっしゃる方は遺伝的に小さい場合もございます。

余談ですが、、、、、
私自身、勝手に顎が小さいと言われたら、下顎骨が小さいのだと脳内変化していたのですが
上顎骨が小さい場合もあるのかと歯科について知って初めて知った驚きでした（笑）
上顎骨が小さく、下顎骨が大きい方が下顎が前方突出しやすく顎が出ているなどと言われます。
矯正治療では骨を変えることが出来ませんので、その骨のある所に並べる（カモフラージュの治療）となる場合があります。
骨を変える場合には、外科手術が必要となります( ◠‿◠ )

顎が小さいと歯は並ばない？

結論からいいますと、顎が小さいと歯並びが悪くなる傾向があります。
顎が小さく歯も小さければ並ぶこともあるのですが、やはり永久歯は乳歯に比べると大きく、
子供の頃は綺麗だったのに生え変わったあとガタガタになってしまったとよく聞きます。
歯の大きさに対して顎の大きさが小さいとうまく収まらず、歯並びが悪くなってしまうのです。
ちなみに、乳歯の際のすきっ歯は問題ない場合があります。
乳歯は３歳頃に生えてきて６歳くらいまで生えていますが、その間に骨が成長しますので、
乳歯の時期に隙間があるのことは実は正常な状態であります(^^)/
逆に言うと乳歯の時期でぎちぎちの状態だと永久歯になった場合、上記の記載のようにガタガタになるリスクが高いです＞＜

しかしながら、上記でこのようなお話をしていましたが、
顎の大きさと歯の大きさのバランスが良ければ歯はきれいに並びます( ◠‿◠ )

歯科矯正ではそういった歯並びを機能面を損なわないように少しだけ歯を削ったり、
歯を抜いたりしてスペースを確保しながら並べていく方法を取っていきます。
必要以上に歯を削ることはしませんし、必要以上に歯を抜くこともありません。
機能面を損なわず、歯を並べることができるのが歯科矯正なのです。

稀に「抜歯嫌だなぁ～～、、、」とカウンセリングにくる方もいらっしゃいます。
もちろん、大切な歯なのでそれを抜くのが勿体ないという気持ちもとてもわかるのですし、
出来る限りご希望に沿わせていただきますが、抜歯をしないとなるとかなり治療の幅が
狭くなってしまう為、自分が想像しているような歯並びに全く近づかない場合もあります（抜歯をしても、ご自身の理想100％は難しい場合があります）。
ですので矯正を考える方は、抜歯や歯を削ることも視野にいれていただけると、
私たちもご提案の幅が広がるので、これから矯正を考えている方はそういったことも考えてみてくださいね( ^)o(^ )

まとめ

いかがでしたか？
今回は、顎と歯並びについてお話していきました。
顎が小さいと歯並びが悪くなってしまう傾向があるということがご理解いただけたでしょうか？？
必ずしも、防げるわけではありませんが、
幼少期の咀嚼などでの、口腔内の筋肉の使い方次第で防げる場合がありますので、
今、お子様が近くにいる方は、まだ間に合うかもしれませんので
是非こういった内容をお伝え、お試ししてみてくださいね( ◠‿◠ )
人がいるだけ、それぞれのお悩みがあり、他の人とのお悩みが同じじゃないことは
当然のことだと私たちも認識しております。
特にこのSNSで他人の素敵なところが見えてしまう時代ですので、
より自分のお悩みの部分が気になってしまうのは当たり前の事だと思います。
当院のスタッフ全員、そのお悩みを少しでも軽減できたら、という気持ちですが
矯正治療のみで100点満点になるかと言われると難しいこともあります。

また顎が小さいというのは歯列の観点からすると大変なことですが、
小顔(^^♪とポジティブにも捉えられる場合もあるので、あまり悩み過ぎずポジティブ変換してみてくださいね( ^)o(^ )
歯列に関しては私たちも全力で出来る限りのことをさせていただきます☆

歯並びやかみ合わせなど気になることがあれば是非、池袋駅前歯科・矯正歯科にご相談ください！
ちなみに、矯正についてのセルフチェックのブログも更新していますので、是非ご覧ください。

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