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投稿日:2022.9.30

矯正治療前に準備しておくこと

こんにちは、池袋駅前歯科・矯正歯科です。

矯正治療は謎が多い分野ですよね。
「いざ始めるとなったら何を準備したらいいんだろう・・・」
そんな疑問を抱えている方も少なくありません。
今回は、矯正をスタートする前の事前準備についてまとめてみました!
ぜひご参考ください。

矯正歯科と一般歯科の違い

矯正治療を始めると、歯科に行く機会が多くなります。
基本的なところですが、混合しやすい矯正歯科と一般歯科の違いについてご説明いたします。

矯正歯科

歯列矯正に特化したクリニック。
かみ合わせ改善、凸凹改善によって歯への過剰な負荷を軽減、ケアをしやすくすることで将来的に歯の保存率を高めることを目的としています。
また、限界はありますが審美性を高める目的もあります。
「矯正歯科専門」とうたっているクリニックでは、虫歯治療や抜歯などの処置は行っていません。
その代わり、矯正に特化している分、予約が取りやすい、技術が高いといったメリットがあります。

一般歯科

虫歯治療、定期健診、抜歯等、歯一本一本の健康管理や処置を目的としています。
一般歯科、口腔外科を併設しているクリニックや、〇曜日のみ矯正の先生が在籍しているといったスタイルで矯正治療を取り入れているクリニックもあります。
予約の取りにくさはありますが、「一般歯科を別で探すのが面倒」という方におすすめです。

矯正治療前に準備すること

矯正スタート前に準備していただきたいことは主に4つです。
この3つをしっかりと準備しておけば、契約後にスムーズに矯正を始めることができるでしょう。

①かかりつけの歯医者さんにて検診を受けて頂く

tooth decay、 general dentistry

前述したように、矯正を専門としている歯科(当院含む)では、矯正のみしか行っておらず、一般治療ができないことがほとんどです。

矯正は主に歯に装置をつけます。
そのため、虫歯や治療途中の歯があるとその歯に装置をつけることができません。
装置をつけられないと歯が動かなくなってしまい、
矯正治療が進まなくなってしまい、矯正治療の期間が延びてしまいます。
途中で虫歯が見付かった場合も治療のためにその歯の装置を外さなくてはいけなくなります。
装置をつける前に検診に行き虫歯がないことの確認をしておいた方が、今後の矯正治療をスムーズに進めることができ、矯正期間の短縮に繋がります。

②補綴物がついているところを仮歯にしておく

仮歯とは、プラスチックのような材料の偽の歯です。
通常、虫歯の治療後、セラミックや銀歯を製作してセットするまでの間、短期的に着けて頂く「仮の歯」なのですが、矯正治療では「矯正治療の間」長期的に着けて頂きます。
補綴物(銀歯やセラミックなど)が入ってるいる歯は本来のご自身の歯よりも装置との相性が悪く、接着が弱くなり取れやすい傾向があります。
頻繁に外れてしまうと、付け直しの為にご来院が増えてしまったり、最悪の場合は歯を動かす為の力を継続してかけられなくなってしまう為、治療計画とズレが生じることもあります。
強制ではありませんが、付け替えて頂いたほうが安心して治療を受けられます。

prosthesis、temporary teeth

上部画像のように連結している補綴物が入っている方は、基本的には1本1本の仮歯に変えてきていただきます。
部位によっては、連結の仮歯に変えていただく場合もございます。
患者様が何を求めて、現状どのような状態なのかにより変わってきますので、精密検査後の治療計画説明時にご説明しております。

③クリーニングを受けておく

毎日しっかりと歯を磨いていたとしても、部分的に歯石がついていることがあります。
歯石がついていると、矯正装置をつくる為の口腔内スキャンがうまくいかなかったり、無理に矯正治療を始めた時に歯石が原因で歯が思うように動かないということが起こり得ます。
歯石の下に隠れ虫歯が見つかることも多々ありますので、一般歯科の超音波クリーニングを定期健診と一緒に受けておきましょう。

④金銭、心の準備

まず矯正治療を始める前に金銭的な部分の準備が必要になります。
どのような支払い方法があるか、料金がどのくらいかかるのか、
当たり前ですが確認が必要になります。
当院の料金表などはすべてHPに記載しております。
また、トータル料金の制度ですので、提示の金額よりも多くいただくことは基本的にはありません(検査費用、抜歯の費用、キャンセル料は別途費用発生)。
ここ最近は、料金表を見ずにカウンセリングに来られる方が非常に多いのですが、高額医療ですのでしっかりと予算と相違がないか確認をしてからご予約をお願い致します。

また、心の準備ももちろん必要になります。
基本的には月に1回の通院になりますが、器具が外れたり口腔内のトラブルがあった際に都度ご通院頂きます。
矯正治療は思っているよりも通院頻度がおおくなりますので、検討しているクリニックが通いやすいのか、自分の生活スタイルに合っているか、イメージしていただくことが重要です。

そして、一番重要なこととして・・・「矯正治療は思っているより大変」です。
術者の指示に従って継続的に通院頂く必要や、補助装置の中には患者様の手でつけ外しをして頂くものもあります。
常に受け身ではなく、術者と患者様の二人三脚で進めていくことになります。

このように想像よりも大変だと感じることが多くなるかと思いますのでしっかりと心の準備をしておきましょう。

当院で行っている矯正治療

当院で行っている矯正治療は主に4種類あります。

ラビアル矯正(表側に装置をつけワイヤーを通して動かしていく方法)

ハーフリンガル矯正(上顎が内側、下顎が外側にワイヤーを通して動かしていく方法)
③リンガル矯正(裏側に装置をつけワイヤーを通して動かしていく方法)
④マウスピース矯正(歯の表面にアタッチメントをつけマウスピースを一定周期でご自身で変えて頂き歯を動かしていく矯正)

これら4種類とも装置をつける場所は様々ですが主に歯に装置をつけていくため、どの矯正でも補綴物はあらかじめ仮歯に変えて頂いた方がよいです。
矯正装置の種類については【こちらのブログ】をお読みください。

また矯正治療が終わったあとはクリアのマウスピース、リテーナーと呼ばれるもので保定期間に入っていただきます。
歯はすぐに元の位置に戻ろうとするため、何もつけていないとかなりの確率で後戻りを起こします。
イメージとしては、骨折した後のギブスのイメージです。

保定用のクリアのマウスピース(リテーナー)は歯を動かした期間と同じ年月+半年はつけて頂くことを推奨しております。
そのため矯正期間が延びるとその分保定用のマウスピースを付けて頂くことになるため、
できるだけ最短で終わらることをおすすめしております。

快適な矯正ライフを送るためにこの二点を先にかかりつけの歯医者で見て頂くことをおすすめしております。

まとめ

 teeth

今回は矯正前に準備しておくことをお話させていただきました。
かかりつけ医に行っていただくのがまず一番最初にやっていただくことかなと思います。
かかりつけ医がない方は探す所から始まりますので、
正直矯正治療が開始するまでの道のりは長いかもしれません。

我慢の先に綺麗な歯並びがあると思っていただけると幸いです。

当院では、寄り添ったカウンセリングを行い
詳しいリスク、考えられる懸念事項は必ず伝えさせていただきます。
矯正治療をお考えの方は是非、一度無料カウンセリングへお越しください。
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