投稿日:2024.4.3
短期間で歯科矯正を終わらせる方法はある?
目次
短期間で歯科矯正を終わらせる方法はある?
皆さんこんにちは池袋駅前歯科・矯正歯科です。
今回は皆さんが気になるであろう歯科矯正の期間についてお話していこうと思います。
当院でカウンセリングにいらっしゃる方でも、どれくらいの期間で終わりますか?や
何月に大切な予定があるので、それまでに矯正を終わらせることはできますか?
と聞かれるケースも多くあります。
ですので、今回は、矯正治療にかかる期間についてお話していきます( ^)o(^ )
矯正期間って主にどれくらい?
当院では主に成人矯正を取り扱うため抜歯矯正だと二年から三年、
非抜歯矯正だと一年半から二年くらいとお話してます。
性別や年齢、生活習慣などによって矯正の期間は様々ですが、
このくらいの期間を考えていただけるといいと思います。
ただどこからスタートするか、装置は何にするかちゃんと通えるか、
指導通りにゴムかけをやっていただけるかによって期間が長くなったり短くなったりします。
装置によって期間が変わる?
①ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは歯の一本ずづにブラケットと呼ばれる矯正の装置をつけてワイヤーをいれて進めていくものになります。
表側矯正と裏側矯正の二種類があり、特に当院だと治療期間は変わりません。
その他に、上顎が裏側、下顎が表側につくハーフリンガルと呼ばれる装置もあります。
ハーフリンガル矯正では、装置の付いている方向が違う関係で、表側と裏側の矯正よりは
期間が少しだけ延びてしまう場合がありますので、ご了承ください。
よく裏側矯正だと期間が長くなると聞いたとカウンセリングでおっしゃる方がいらっしゃいますが、
裏側矯正は技術が必要なため時間がかかる医院さんもあります。
当院では裏側矯正を多く行っているため特に治療期間は変わらず、
上記にも記載した通り、抜歯矯正なら二年から三年、非抜歯矯正だと一年半から二年くらいを考えていただけたらと思います。
前歯の部分矯正などは半年から一年で終わることが多いです。
ワイヤー矯正の治療を伸ばさないようにするポイントがいくつかありますので紹介していきます(‘ω’)
☆装置が外れてしまったらすぐに連絡して急患のアポイント(予約)をとる
装置が外れてしまうとそこの歯だけが動かなくなってしまい、
支えがなくなるため元々あった位置に戻ろうとしてしまいます。
期間が空けば空くほど後戻りのリスクが高まります。
矯正治療を進めていく際に最初は細いワイヤーからだんだん太いものに変えていきます。
装置が外れてしまって、後戻りを起こしていると、現在使っているワイヤーが入らなくなってしまい
ワイヤーのサイズを最初の細いワイヤーに戻さなくてはいけなくなり、治療期間がのびてしまいます。
歯は動くのも早いですが後戻りも早いため、気を付けなければならないポイントの一つとなります。
☆ワックスをずっとついけている
装置が当たって痛くないように保護用のワックスをお渡ししているのですが、
いつまでもつけ続けると、ワイヤーがその部分で動かなくなり、歯の動くスピードが遅くなり治療期間が長くなってしまいます。
特に最後の方の前歯を下げる動きをする際、奥のワイヤー伸び痛いと思いますが、
ワックスをつけてしまうと動きを止めてしまうため、
お痛みでたら急患対応になるのですがワイヤーを短くすることもできますのでお電話していただけたらと思います。
最初はなれないのでお口のいたるところが痛くなるのですが、
お口の中はその環境になれてくるので痛みなれていただくと徐々に痛くなくなってきます。
しかしながら、保護用のワックスを使うな!というわけではありませんので、
上手に使っていただければと思います!(^^)!
☆指導されたゴムかけをしっかり行う
ワイヤーの力ではどうしも動かない嚙み合わせなどは取り外しのできるゴムを使って動かしていく場合があります。
取り外しができるということは着脱をご自身でしていただくということになります。
ゴムかけは一日二十時間以上、歯ブラシとご飯以外の時間は使っていただくと効果がでます。
逆に使っていただかないと効果がでず、矯正が終わりが見えなくなってしまう気を付けていただきたいです。
めんどくさがり屋さんや、忘れっぽい方などは、今日くらいはいいか~となってしまう方もいるかな?
と思うのですが、その今日くらいはが、あと1か月、あと1か月と伸びてしまいますので、
指示にあった通りに進めていただければと思います。
☆歯磨きをきちんと行う
歯磨きをきちんと行うとこも矯正治療では大事になってきます。
歯肉が腫れていたり、口腔内環境が悪い場合、装置が外れやすくなったり、
歯肉の腫れによってはスペースが思うように閉じない場合があります。
また、磨き残しなどが原因で、むし歯ができてしまう場合などがありますのでお気を付けください。
定期的にかかりつけ医さんにいっていただき検診やクリーニングを行っていただきたいです。
※当院でクリーニングをする場合は¥5,500で可能です。
(当日急遽のクリーニングは難しい場合が多いので、次回予約時にクリーニングも一緒にしてほしいとお声がけください)
☆来院頻度を開けない
指定された期間で来院をしていただきたいです。
ワイヤー矯正は来院いただかないと動かないため指定された期間できていただきたいです。
基本的には月1回の通院となります。
月に1回の来院でもブラケット(歯についている矯正装置)が外れていたら進めない場合もあるくらいです。
ですのでそれは数か月の通院がないとなってしまうと想定していた矯正期間より長くなっていきますのでご了承ください。
☆最初のシュミレーション以上のことを要求する
当院では診断時に矯正のシュミレーションをお見せしています。
診断の時にお見せしたシュミレーション以上にここを治したいなどでてくると治療期間が延びてしまいます。
歯並びがどんどん綺麗になってくると要求も増えがちですが、矯正治療だけでは限界があるものが多く、
今はやりのEラインなどはご自身がもっている鼻と顎のポテンシャルもありますのでできる限りになってしまいます。
また診断時のシュミレーションで一番最適な状態を作っている為、それ以上を求めるのは難しい場合が多いです。
以上がワイヤー矯正にて期間が延びてしまうとこの代表例になります。
②マウスピース矯正
マウスピース矯正は歯の表面にアタッチメントをつけるものになります。
ワイヤー矯正に比べて期間が短いと紹介されがちですが、
適応症例が少なく、抜歯矯正などが向いていないため期間が短く紹介されがちです。
ただマウスピースはご自身の管理が大前提になってしまうため、
きちんとやっていただかないとすぐマウスピースが入らなくなり、
追加のマウスピースの発注が必要になり治療期間が延びてしまいます。
まとめ
患者さんの多くは矯正期間を短くしたいとおっしゃることが多いですが、
指定された期間はかかってしまうと思っていただきたいです。
途中で外したいとおっしゃる患者様が多く見受けられますが最終シュミレーションとことなったり、
後戻りのリスクが増えたりなどデメリットの方が多くなります。
矯正治療は矯正歯科医院と患者様の信頼関係でなりたっており、
わがままな方は向かない治療となっています。
始めたのならば最後まで指示に従っていただきたいです。
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