投稿日:2023.11.1
咀嚼音の原因は出っ歯?
咀嚼音の原因は出っ歯?
皆さんこんにちは!(^^)!
池袋駅前歯科矯正歯科です!
今回は咀嚼音のついてお話していきます。
皆さんは咀嚼音というとどんなことを思い浮かべますか??
現在はSNSなどで、食べ物を食べるコンテンツの事を
咀嚼音などということがあるので、そのイメージを持つ方もいるのではないかなと思います。
しかし今回は、咀嚼音の心地のよい音についてではなく
クチャラーと呼ばれるものについてお話していきます!(^^)!
皆さんは、人の咀嚼音?お食事の際の音が気になったことはありますか?
上にも記載した『クチャラー』というのはご存じでしょうか。
クチャラーとは食事の際に口を閉じずに、くちゃくちゃと音を鳴らしながら食べることをいいます。
大体の方はわざとその様な音を鳴らしているわけではなく、無意識のうちになってしまっています((+_+))
恐ろしいですよね、無意識のうちに周りにいる方々に不快感を与えている場合があります。
どんな人がクチャラーになってしまうのか
ここからはお食事の際に音が鳴りやすくなる原因についてお話していきます!
嚙み合わせ
まずは嚙み合わせが一つ挙げられます。
今回のタイトルに挙げているよう、出っ歯(前歯が前方に吐出している状態)の方
上記の上の段一番左上の図になります。
反対咬合(下顎が前に出ている受け口)の方、図の下段右下になります。
これらのことが原因の一つとしてあげられます。
このような嚙み合わせの方は、口を閉じたまま咀嚼するのが難しいです。
そうなってしまうとどうしても食事の際に音が鳴りやいです。
また、嚙み合わせのバランスが悪い方は自分の咬みやすい位置に顎をずらしながら
食事をすることがあり、そういった際も音が鳴りやすくなります。
ただこの様な嚙み合わせが絶対に咀嚼の音が鳴ってしまうわけではありませんのでご安心ください!(^^)!
しかしながら、やはり正常な歯列の方に比べて、口が空きやすくなるリスクは大きい為注意が必要です( ;∀;)
嚙み合わせが原因で、クチャラーになってしまう方は
どんな改善方法があるかというと、
考えられる改善方法は、歯列矯正で歯並びと嚙み合わせを治すです!(^^)!
しかしながら、骨格の要因が強くあることで、現状の嚙み合わせ、
歯列になっている場合には、矯正単独での治療は難しいです。
矯正治療では骨を動かすことはできません。
持ち合わせている骨格の中で、歯を並べていきます。
ですので骨格要因が強くある場合には、どれだけ歯列矯正を頑張っても改善が難しいのです。
骨格要因が強く見受けられる場合には、外科手術も視野に入れていただきたいです( ..)φメモメモ
舌・口の筋力が不足している
お顔全体に筋肉があるのですが、口の周りには口輪筋という筋肉があります。
この口輪筋が弱い場合、口を閉じる力が弱まり口がポカンと空きやすくなり、自然と口呼吸に繋がりやすくなります。
そこに付随して口角が下がり、口元がたるんでほうれい線がでやすくなります。
上記でも記載したように口が開きやすくなると、開いた状態で咀嚼するために音が鳴りやすくなります。
本題からは少しずれてしまいますが、
口輪筋は鍛えたい表情筋ランキング1位と言われるほど大切な筋肉です(*^-^*)
口輪筋が弱くなってしまうと、就寝時にも口が開きやすくなり、口が開く事で舌が落ち
いびきや、無呼吸症候群に繋がります。
ただ口が開いてしまう、咀嚼音がなってしまう、とかではなく
睡眠時の影響が起きてしまうので、身体の疲れが取れないなども影響も出てきてしまうのです(:_;)
また、舌の筋肉が弱い人は、舌で口の中に食べ物を運ぶ際に音が出やすくなります。
舌を口の中で前後、左右や上下などに上手に動かさないと口を閉じたままの咀嚼が難しくなります。
口呼吸
実は鼻呼吸ができている方で、クチャラーになっている方は少ないのです。
やはり口呼吸の方は口を閉じてしまうと呼吸ができなくなってしまいます。
そうなると、食事の際に口を開けなくてはならず、咀嚼の際に音が出やすくなります。
このような場合、鼻呼吸ができるようになればくちゃくちゃ食べる咀嚼音が治るかもしれません( *´艸`)
お次に口呼吸になる原因のお話をしていきます。
①嚙み合わせが悪い
咀嚼音が鳴ってしまう原因と同じように、口呼吸になってしまう原因としても嚙み合わせが悪いことがあげられます。
出っ歯(前歯が前方に吐出している状態)、反対咬合(下顎が前に出ている受け口)などの
歯列のバランスが悪いことがあげられます。
上下の歯列の大きさが合わなくなり口が閉じにくい為、口呼吸になりやいです。
また、舌の置く位置が正しい位置にない場合には、
舌が下がってしまう場合には、空気の通り道の気道が少し狭くってしまい
鼻で呼吸をすると苦しく感じるため、口呼吸になってしまう場合があります。
舌の置く位置が正しくないと舌も筋肉ですので、押されてしまって
歯並びが悪くなってしまうことにもつながりより口呼吸へと近づきます。
嚙み合わせ、歯並び、口呼吸は関係はかなり密接にあります。
②鼻詰まり
口呼吸になる要因として最も多いです。
アレルギーや風邪などにより鼻が詰まってしまい、鼻から空気を吸い込むことが大変になり、口呼吸になってしまいます。
また、鼻詰まりの症状が治まっても、口呼吸の癖がついてしまっており
そのまま口呼吸になってしまうこともありますので、お気を付けください。
風邪などで一時的にそうなってしまう分には仕方がないことですが、
アレルギーなどで慢性的に鼻が詰まってしまう場合には、
病院に行って薬をもらい、なんとか鼻が通るようにしてもらうのがいいのかもしれませんね。
余談ですが、、、
口呼吸の方が、呼吸をする際、鼻呼吸より筋肉が必要ないので楽に空気を取り込むことができます。
ですので、口呼吸が癖になってしまっている方は多いようです。
最後に
今回は、咀嚼音についてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?
私自身はSNSで見るような、咀嚼音はとても好きで良く聞いたりします!(^^)!
クチャラーと言えばいい意味でも悪い意味でも自分の祖父を思い出します(笑)
祖父はわざとクチャラーを鳴らす瞬間があり、
それを聞くと祖父の家に来たな~~と学生時代は実感していました(笑)
日常では、クチャラーはあまり気にしたことがなく
(私の近しい人には少ないのかもしれません)
しかし、音が気になる方は、外食時に知らないお客様の音が気になる!
という方もいますので、周りにクチャラーがいる方は
そっと教えてあげてくださいね。
食べている本人も周りにいる人もみんなが気持ちよくお食事ができる環境を整えましょう!
上記のように、咀嚼音が鳴ってしまう原因は、出っ歯の方という限定ではなく、
歯並び、嚙み合わせが悪い方などの要因や、アレルギーや風邪からくる鼻詰まりという場合もあります。
歯並び、嚙み合わせに原因がある方は矯正治療をによる嚙み合わせ改善で治る場合もありますし
そうじゃない場合ももちろんありますので
自分が当てはまるものがあればそちらの改善の為何かしてみるのもいいかもしれません☆
歯並びや嚙み合わせに問題がありそう、矯正してみたいなという方は是非当院カウンセリングにお越しください!(^^)!
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