投稿日:2021.10.22
目立ちにくい矯正には何がある?それぞれのメリットとデメリットも解説
皆さんこんにちは!池袋駅前歯科・矯正歯科です。
「矯正治療を検討しているけれど、目立ちにくいのがいい」
「せっかくお金をかけるから、後悔したくない…」
歯列矯正を始めるにあたり、上記のように悩んでいる方もいるでしょう。
本記事では、目立ちにくい矯正の種類を解説します。
また、それぞれのメリットとデメリットも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目立ちにくい歯列矯正の種類はおもに3つ
一般的に、目立ちにくい歯列矯正の種類は、以下の3つです。
- マウスピース型矯正
- 裏側矯正(舌側矯正)
- 目立ちにくいワイヤー矯正
歯列矯正のタイプによって、見た目の違いや構造、特徴が大きく変わります。
また、対応できる歯並びにも違いがあります。
以下からそれぞれの歯列矯正のタイプの特徴や、メリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
マウスピース型矯正
まずは、マウスピース型矯正の特徴、メリットとデメリットを解説します。
マウスピース型矯正の治療内容はこちら>>>
マウスピース型矯正の特徴
マウスピース型 矯正とは、マウスピースを歯に装着して、歯を並べていく治療法のことです。
マウスピースを1日約20時間以上装着して、一定期間ごとに形が異なるものに交換して歯並びを整えていきます。
マウスピース型矯正のメリット
マウスピース型矯正のメリットは、以下の4つです。
- 装置が目立ちにくい
- 自分で装置の着脱ができる
- 痛み・不快感が少ない
- 金属アレルギーの方でも治療できる
装置が目立ちにくい
矯正で使用するマウスピースは無色で透明な装置のため、口を開けてもほとんど目立ちにくいのが大きなメリットです。
接客業をされている方や、 結婚式などのイベントがある場合も装着できるでしょう。
自分で装置の着脱ができる
マウスピース型矯正は、自分で装置の着脱が自由にできます。
食事や歯磨きのときに取り外せるため、今までどおりに食事や歯磨きができます。
そのためワイヤー矯正のように、「食べ物の繊維が装置に引っかかる」などの不快感はありません。
痛み・不快感が少ない
マウスピース型矯正は、ワイヤー矯正よりも弱めの力で歯を動かすため、 痛みや不快感が少ないです。
使用するマウスピースは暑さが1mm以下で薄めなので、長い時間装着しても違和感を感じにくいでしょう。
ただし新しいマウスピースに交換したときに少し窮屈感や軽い痛みを感じることはありますが、数日で慣れてくることがほとんどです。
金属アレルギーの方でも治療できる
マウスピース型矯正で使用するマウスピースは、プラスチック製で金属を全く使っていないため、金属アレルギーの方でも治療できます。
金属を使用しているワイヤー矯正ができなかった方でも、マウスピース型矯正は安心して始められるでしょう。
マウスピース型矯正のデメリット
マウスピース型矯正のデメリットは、以下の2つです。
- 自己管理が必要
- 難しい症例には対応できないことがある
自己管理が必要
マウスピース型矯正は自分で装置を着脱するため、そのぶん自己管理が大切になります。
一般的に装置を1日で20時間以上の装着が必要で、 装着時間を守れないと治療計画どおりに歯が動かなくなる恐れがあるため、注意が必要です。
また、使用するマウスピースのお手入れを、ていねいに行う必要があります。
しっかりお手入れを行っていないと、マウスピース自体にも歯垢や歯石がついて、虫歯や歯周病のリスクを高める恐れがあるからです。
マウスピースのお手入れについてはこちら>>>
難しい症例には対応できないことがある
マウスピース型矯正は一般的に、「軽度から中等度の歯並びの症例に向いている」と言われています。
歯を大きく動かす必要のある歯並びは、マウスピース型矯正では対応できないケースがあるのです。
「 自分の歯並びは、マウスピース型矯正で対応できる?」と不安な方は、いちど歯科医師に相談してみるとよいでしょう。
裏側矯正(舌側矯正)
次に、裏側矯正(舌側矯正)の特徴・メリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
裏側矯正(舌側矯正)の治療内容はこちら>>>
裏側矯正(舌側矯正)の特徴
裏側矯正(舌側矯正)とは、矯正装置を歯の裏側に装着して歯を並べる治療法です。
通常のワイヤー表側矯正と同じく、ブラケットとワイヤーを使用した装置です。
裏側矯正は舌側に装置をつけるので、別名(舌側矯正)とも言われています。
裏側矯正(舌側矯正)のメリット
裏側矯正( 舌側矯正)のメリットは以下の4つです。
- 口をかなり大きく開けなければ装置が目立ちにくい
- 虫歯や歯周病のリスクが比較的少ない
- 前歯を引っ込める治療が得意
- スポーツ時にお口の中を傷つけるリスクが少ない
口をかなり大きく開けなければ装置が目立ちにくい
裏側矯正( 舌側矯正)は、外側からは比較的装置が見えにくいです。
かなり大きく口を開けると、裏側についている装置が若干見える程度です。
日常の会話や笑顔などでは、ほとんど装置は見えにくいでしょう。
虫歯や歯周病のリスクが比較的少ない
裏側矯正(舌側矯正)は、 歯の裏側に装置を取り付けるため、虫歯や歯周病のリスクが比較的少ないです。
歯の裏側は唾液がたくさんあるため、唾液の作用による「自浄作用」が働き、虫歯菌や歯周病菌が洗い流されます。
そのような自浄作用が働くことで、虫歯・歯周病のリスクが少なくなるのです。
前歯を引っ込める治療が得意
裏側矯正(舌側矯正)は、前歯を引っ込める治療が得意だと言われています。
そのため、「出っ歯」や「口ゴボ」などの治療を行う場合は、治療期間の短縮が期待できるでしょう。
スポーツ時にお口の中を傷つけるリスクが少ない
通常のワイヤー表側矯正の場合は、装置が表側にあるため、激しくボールなどがぶつかったときに装置が当たって、粘膜を傷つけることがあります。
裏側矯正(舌側矯正)の場合は装置が裏側にあるので、お口の中を傷つけるリスクは少ないでしょう。
裏側矯正(舌側矯正)のデメリット
次に裏側矯正(舌側矯正)のデメリットを見ていきましょう。
- 滑舌が悪くなりやすい
- 歯磨きがしにくい
- 通常のワイヤー矯正よりも費用が高くなりやすい
- 治療期間が長くなりやすい
滑舌が悪くなりやすい
裏側矯正(舌側矯正)は、装置が内側にあるため、舌が装置に当たって滑舌が悪くなることがあります。
特に「サ行・タ行・ナ行・ラ行」などの舌を使う言葉の場合は、しゃべりにくくなる傾向にあります。
ただし徐々に慣れてくるため、そこまで気にする必要はないでしょう。
歯磨きがしにくい
裏側矯正(舌側矯正)を含めたワイヤー矯正は固定式のため、矯正装置が邪魔になり歯磨きがしにくい傾向にあります。
また裏側矯正(舌側矯正)の場合は、装置が裏側にあり鏡で見えづらいため、ワイヤー表側矯正よりももっと難しくなるでしょう。
さらに食べかすがブラケットなどの装置に詰まっていても、鏡で見えづらいためそのまま放置することが多くなります。
そのため、タフトブラシや歯間ブラシなどの補助器具も使用して、歯磨きに時間をかける必要があるのです。
通常のワイヤー矯正よりも費用が高くなりやすい
裏側矯正(舌側矯正)は、通常の表側矯正よりも複雑な作りで、オーダーメイドで設計されています。
そのため、通常のワイヤー矯正よりも費用が高くなりやすい傾向にあります。
治療期間が長くなりやすい
裏側矯正 (舌側矯正)は、表側矯正よりも複雑で難易度の高い治療のため、ケースによっては治療期間が長くなることがあります。
ただし、治療期間についてはその方の歯並びや骨格の状態によっても変わるため、歯科医師とのカウンセリングのときにしっかり確認しておくとよいでしょう。
裏側矯正(舌側矯正)についてのメリットやデメリットはこちら>>>
通常のワイヤー表側矯正でも目立ちにくいものもある!
通常のワイヤー表側矯正でも、目立ちにくい「ホワイトワイヤー」や「審美ブラケット」を使用することで、目立ちにくくなります。
遠くからだと装置が目立ちにくく、重度の歯並びにも対応できるのがメリットです。
ただし、ホワイトワイヤーや審美ブラケットは特殊な素材のため、通常の装置よりも比較的高額になります。
なお当院では、料金の変更なしで審美ブラケット(セラミック加工されたブラケット)をご用意しています。
ホワイトワイヤーは別途費用がかかりますので、気になる方は一度スタッフまでご相談くださいね。
矯正方法の それぞれのメリットとデメリットを理解し、 歯科医師とよく話し合って、治療方法を決めていきましょう。
「自分の歯並びはどの矯正方法が向いているの?」という疑問がある方は、ぜひ当院へご相談ください。
入念にカウンセリングを行い、あなたにぴったりの矯正プランをご提案いたします。
スタッフ一同、心よりお待ちしております!
歯並びでお悩みの方はぜひ当院のカウンセリングでご相談くださいね。
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