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投稿日:2025.7.23

歯並びが悪いと口呼吸になる?

歯並びが悪いと口呼吸になる?

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こんにちは、池袋キュア矯正歯科です☆彡
今日は歯並びと口呼吸の関係についてお話していきます!!
普段無意識に口がぽかんと空いた状態になっていたり、お口が空いていることで口の中が乾燥しやすかったりしませんか?
本来人間は鼻呼吸ですが、アレルギー性鼻炎、扁桃肥大、習慣などが原因で口呼吸になることが多いです。
呼吸ができていれば鼻呼吸でも口呼吸でも問題ないのでは?と思うかもしれません!
もちろん呼吸のことだけを考えるとそうかもしれません!
口呼吸はお口の中に様々な影響があるのですΣ( ̄ロ ̄lll)
どんな影響があるのかお話していきます☆彡

鼻呼吸と口呼吸の違いと、歯並びや健康への影響について

普段、何気なくしている「呼吸」。実は、鼻で呼吸するか、口で呼吸するかによって、私たちの健康や歯並びに大きな差が生まれます。
ふと鏡を見たときに、口がぽかんと開いていたことはありませんか? それは、無意識のうちに口呼吸が習慣化しているサインかもしれません。

本来、呼吸は鼻で行うのが理想です。鼻には、空気を温めたり湿らせたり、細菌やウイルスをブロックする役割があります。一方、口呼吸はこうしたフィルター機能が働かないため、健康へのリスクが高まりやすいのです。


鼻呼吸と口呼吸の違い

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特徴 鼻呼吸 口呼吸
空気の処理 加湿・加温・除菌機能あり 外気を直接取り込む
感染予防 フィルター作用あり ウイルスや異物が入りやすい
呼吸の効率 酸素効率が高い 酸素摂取量が低下しやすい
口腔内の環境 潤いを保てる 乾燥しやすく唾液量が減る

なぜ口呼吸になる??

 

 

口呼吸になる原因は、大きく分けて 身体的な問題」と「習慣・生活環境 の2つがあります。


★身体的な原因(鼻呼吸ができない)

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①鼻づまり(慢性鼻炎・アレルギー性鼻炎)

鼻が詰まって呼吸できないことにより、口で呼吸するようになったり、子どもはアレルギー体質やハウスダスト、ダニの影響を受けやすいため口呼吸になりやすいです!

② アデノイドや扁桃腺の肥大

のどの奥にあるリンパ組織(扁桃腺など)が大きくなり、気道を塞いでしまうことで
寝ているときにいびきをかいたり、無呼吸になることもあります。

③鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)

鼻の中の仕切り(鼻中隔)が曲がっていて、片側または両側での鼻呼吸がしにくいことで口呼吸になってしまう。

④顎や顔の骨格の問題

下あごの骨が小さいかったり下顎が後退していることで、舌が後ろに落ちてしまい、気道をふさぐことで鼻呼吸しづらくなり、口呼吸になってしまう。


★習慣的・環境的な原因(癖になってしまっている)

①乳幼児期の癖

指しゃぶりやおしゃぶりの長期使用、口を開けたままの姿勢が多いことで口呼吸になる可能性があります。また姿勢が悪いのも口呼吸の原因の一つです(猫背やストレートネック)

②口を閉じる筋力の低下(口唇閉鎖力の低下)

口周りの筋肉が弱いと、無意識に口が開いたままになりやすいです。
現代の食生活は軟らかい物が多くなってきている影響で、噛む力が低下し、筋肉が発達しにくくなっていると言われています。

③ストレスや精神的な影響

睡眠時や緊張時に無意識に口呼吸になることもあります。

 


★口呼吸が引き起こす口腔内トラブル

口で呼吸する習慣は、見た目の問題だけでなく、口の中の健康にも大きな悪影響を及ぼします。

① 虫歯・歯周病のリスク上昇

唾液には、細菌の繁殖を抑えたり、口内の唾液の成分の(㏗)バランスを整える作用があります。口呼吸により口が乾燥すると、唾液の量や流れが減少し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

② 口臭が悪化する

口腔内がかんそうして唾液が減ることで、口内の細菌が増えやすくなり、結果として不快な口臭の原因になります!

③ ドライマウス(口腔乾燥症)

口の中が常に乾燥した状態になり、ネバつきや舌の痛み、話しにくさ、食べ物の飲み込みにくさなどが生じます。


★口呼吸が全身に与える影響

口呼吸は、口腔だけでなく全身の健康にも波及します。

● 感染症へのかかりやすさ

鼻呼吸は外気中のウイルスや細菌をフィルターで除去しますが、口呼吸ではこの機能が働きません。結果として、体内に細菌が入りやすくなり、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなります(´・・`)

● 集中力の低下

鼻呼吸に比べて酸素の取り込み量が減るため、脳への酸素供給が少なくなり、集中力や思考力の低下につながることがあります。

● 睡眠の質の低下

いびきをかきやすくなったり、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まります。結果的に、慢性的な疲労や日中の眠気にも影響します。


★口呼吸の改善方法

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① 歯列矯正

歯並びが悪くて唇を閉じにくい場合は、矯正治療が有効です。
ワイヤー矯正やマウスピース型矯正など、歯並びや口腔内の症状、ライフスタイルに合った方法を歯科医と相談しましょう!!

② 口周りの筋トレ

「あいうべ体操」は、自宅で簡単にできるトレーニングです。
「ア・イ・ウ・ベ」と大きく口を動かすことで、舌や口輪筋が鍛えられ、口呼吸の改善に役立ちます!!

③ 鼻炎や鼻づまりの治療

慢性的な鼻づまりがある場合は、耳鼻科での治療が必要です。
根本的な鼻呼吸を解消することが、口呼吸を治す第一歩になります(>_<)


まとめ
歯医者、矯正

今回は「歯並びと口呼吸の関係」について詳しくお話ししました( ◠‿◠ )
普段の生活の中で、自分が口呼吸になっていることに気づいていない方は意外と多いです。しかし、口呼吸はただの癖や見た目の問題にとどまらず、歯並びの悪化や虫歯・歯周病のリスク上昇、全身の健康状態にまで影響を及ぼす重大な問題なのです。

特に歯並びが悪い方は、唇がうまく閉じられず、無意識に口呼吸になってしまう傾向があります。そして口呼吸が続くと、さらに口周りの筋肉が弱まり、歯並びやかみ合わせにも悪影響を与える「負のループ」に陥ってしまうのです。

つまり、「歯並びの悪さが口呼吸を招き、口呼吸がさらに歯並びを悪くする」という悪循環があるということです、、、(>_<)
このような状況を改善するには、まず正しい呼吸(鼻呼吸)を取り戻すことがとても大切です。

治療のアプローチとしては、矯正治療で唇を閉じやすい環境を整えるのはもちろん、「あいうべ体操」などで口の周りの筋肉を鍛えることや、耳鼻科で鼻づまりの治療を受けることも重要です。日々の小さな意識や習慣の見直しが、長期的な健康と美しい歯並びにつながります。

口呼吸は、見た目以上に身体に大きな負担をかけていることを、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います。当院では、歯並びの改善はもちろん、呼吸や口腔習慣まで含めた総合的なサポートを行っていますので、気になる方はぜひ一度ご相談ください。

健康的な呼吸と、美しい笑顔のために、今日からできることを一緒に始めていきましょう☆彡

当院では裏側矯正、表側矯正、マウスピース矯正を行っています!
裏側矯正であれば唇側に装置がつかないので目立ちにくく、人からバレずに矯正することが出来ます♪♪
ただ口腔内の状況によっては別の装置をお勧めする場合もあります!
カウンセリングでは可能性のお話をしています!詳しい内容は検査してみてからになってしまいますが、気になってる方や、矯正に興味がある方は是非一度カウンセリングを受けてみてください(^^)
お悩みや解消したい点をリスクも踏まえたうえでお話しています!!

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