投稿日:2023.3.8
おとなの歯列矯正 何歳まで?
目次
おとなの歯列矯正 何歳まで?
こんにちは、池袋駅前歯科・矯正歯科の大野と申します。
歯列矯正って、何歳までできますか?という質問をよくいただくことがあります。
若者が矯正をするというイメージをお持ちの方は少なくないと思います。
実際、何歳まで矯正治療ができるのか、高齢者の矯正治療のメリットやリスクをご紹介いたしていきます( *´艸`)
また、長年の癖で、歳とともに歯並びが悪くなる場合もありますので、
気になる方は『歯並びが悪くなる原因』こちらも合わせてご確認ください(^^)/
矯正は何歳までできる?
本当は歯並びが気になっているけれど、もう50歳だし…
と歯列矯正をあきらめている方はいませんか??
実は、、、『歯列矯正に年齢制限はございません』
ですので、歯の健康状態が良く、支えている顎の骨がしっかりとしていればいつでも矯正治療を始められます。
矯正治療が受けられるかどうかは歯の状態次第
50代や60代で矯正治療を行うことは可能ですが、現状歯が失われていたり、
歯周病など問題があったりする場合は、まずはその治療を進めて頂く必要があります((+_+))
歯周病の程度によっては矯正治療を行うのが困難な場合があります。
歯列矯正を受けられるかは、いかに歯の健康状態が良い状態に保たれているかが鍵となります!(^^)!
高齢者の矯正・メリット
コンプレックスを解消、笑顔に自信がもてる
歯並びやかみ合わせが整うとお口元も綺麗に整います。
長い間コンプレックスで口元を隠していた方も笑顔に自信が持てると思います。
キラキラした笑顔で笑えます(^^♪
虫歯や歯周病のリスクが減る
歯並びやかみ合わせが整うと、歯の凸凹が取れて、
すべての歯を均等に歯ブラシが当たりやすくなり、虫歯のリスクも軽減していきます。
また、嚙む力も均一になるため、歯や顎へのダメージも減ります。
かみ合わせが良くなり、体全体が健康になる
自分の歯で噛むことにより、認知症を予防します。
また、嚙み合わせが良くなることでご飯の咀嚼が正しくできるようになり、変に胃腸を酷使することもなくなります。
歳を重ねることで消化の酵素も減り消化にも時間がかかってしまうので、胃腸への負担もかかりやすいです。
歯でしっかりと細かく咀嚼ができると胃腸の負担も減ります。
そうすることでさらに健康的な生活を送ることができます。
高齢者の矯正・デメリット
矯正中は虫歯や歯周病になりやすい
矯正治療は矯正器具が付くことで歯磨きが大変になります。
特に装置付け始めのころは装置に慣れない且つ、
まだ歯並びが整っていなく磨きにくいため、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。
あ、、、でも慣れても歯磨きサボると歯が汚れて虫歯になってしまうので、いつも、念入りに磨いてくださいね(‘;’)
また、しっかり磨くためにブラシの種類を使い分けて頂いたり、定期的にクリーニングを受けることがおすすめです。
歯や歯茎にダメージが出ることがある
加齢によって誰でも歯茎は少しずつ下がってきますが、矯正治療によって歯を動かすことで、
歯ぐきが下がるといったことがより促進される場合があります。
最悪、歯が抜け落ちてしまう場合があるので、
歯を治すために矯正を始めたのに、歯が抜け落ちてしまうと本末転倒になってしまうので、
矯正前にお医者さんにしっかりと確認してくださいね((+_+))
治療期間が長くなりやすい
歯科矯正が歯のまわりの組織による新陳代謝に関わっているためです。
歯は、歯のまわりの骨を溶かして作る、これを繰り返すことで歯を動かすことができます。
そのため個人差はございますが新陳代謝は、一般的に年齢を重ねるほど落ちる傾向にあります。
そのため、矯正にかかる治療期間が長くなりやすいです。
まとめ
歯列矯正に年齢は関係ありません。
そのため、歯の健康状態が良く支えている顎の骨がしっかりとしていれば、いつでも矯正治療を始めらることができます。
ご紹介したようにメリット・デメリットがございますが、「今からでも矯正できる」とプラスに考えて頂ければと思います。
当院でも、40代・50代から治療を初められる患者様も多くいらっしゃいます。
大切な歯を長く健康に維持していくためにできることをご案内させていただきます( *´艸`)
歳を重ねてからも、素敵な歯で生きていきましょう(^^)/
もし、歯並び治療に興味がありましたら、お気軽にご相談下さい。
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