投稿日:2022.3.5
矯正中の装置の見え方が気になる!!どう見えるの?!
皆さんこんにちは、池袋駅前歯科・矯正歯科です。
皆さんは、矯正装置を選ぶときどんな点を気にしますか?
金額、期間、仕上がり等、様々な視点から理想の装置を選ぶ方が多いと思います。
そして、もう一つ重要なポイントとして「見た目」を気にされる方も多いと思います。
矯正治療をスタートした時点で、今まで通りとはいかないので「我慢」すべき点はでてきます。しかし、知らないまま過ごすのと、知ってて覚悟しながら過ごすのとではストレス度合いが大違いです!
今回は、矯正装置の「見た目」について、包み隠さずご紹介していきます。
是非、装置選びの参考にしてみてください。
マスクが外せるようになってから審美意識が高まった
2019年冬頃から、コロナウイルスが流行し、つい最近までマスクが必須の生活をしてきました。
その結果、マスク対策の為の化粧品やグッズが生まれたり、生活は一変しました。
マスク生活中は、初めて会った人に与える第一印象も、日々の表情も全て「目」のみでした。
しかし、マスク装着の義務が解除され口までみえると「目」だけではなく「口」も印象を左右する大切な部位であると認識されてきました。
マスクを外せるようになってから矯正装置を積極的に考えはじめた方が非常に多いのですが、こういった背景があるのかなと感じています。
ただ、矯正治療はそう簡単に始められるものではありません。費用も期間もかかりますし、装置をつけた見た目も少なからず変わってきます。
今回は「見た目」についてふれますが、「費用」や「期間」についても下記ブログでふれています。
目の前の安さや甘い言葉だけを信じて矯正治療をしても後悔してしまう可能性もあります。
まずはじっくり情報を集めることをおすすめいたします。
矯正装置の見え方
↓↓まずはこちらの写真をご覧ください。
各装置の見た目を比較した写真です。
裏側矯正に関しては、口の中に着く装置の写真も表側矯正との比較として用意しました。
マウスピース矯正
マウスピースは透明の為、ほぼ見えません。
ただし、プラスチック製の為、着色が大変つきやすいです。
また、マウスピースはマウスピース単体では歯を動かす力が足りない為、アタッチメントというものを歯面に装着します。そのアタッチメントも着色が着きやすい材質となっています。
マウスピース矯正は1日20時間以上の使用が必須ですが、飲食をとる時は外していただき、外した際に歯ブラシで水洗い、もしくはマウスピース専用洗浄剤を使用して洗浄します。
このことを忠実に守れる方であれば比較的綺麗なまま使用することはできるでしょう。しかし、守れる方はあまりいらっしゃらないのが現実です。
無糖であれば飲んでも虫歯になるリスクはない為、ブラックコーヒーやお茶、紅茶類をそのまま飲んでいる方が多く見受けられます。
その結果、茶色に近い黄ばみが現れている方が多いです。
表側矯正(ラビアル矯正)
歯の表側にセラミックでできた白い装置と銀色のワイヤーがついています。
昔からあるような全てが銀色の装置ではないため、この装置は歯の色と馴染みやすいです。
こちらの装置の場合、装置の周りに力をかける為の透明なゴムがかかることがあります。このゴムが、着色の着きやすい部位です。「カレー、ワイン等着色の濃いものを矯正中は食べられない」といった記事を目にしたことがある方も少なくないと思いますが、その理由はこれです。
思っているよりも簡単に着色が着いてしまいますが、着色が理由で付け替えることはできません。逆に言えば、付け替える直前であれば摂取して頂いても問題ありません。
また、ワイヤー部分は食べ物が非常に引っ掛かりやすいです。
そのため、引っかかりを防ぎたい方は、引っかかりやすい食べ物を避けている傾向にあります。
裏側矯正
裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)は名前の通り、
歯の裏側に銀のブラケットと呼ばれる装置と銀のワイヤーがついています。
前からは装置が見えない為、目立つのを気にされている方には一番オススメです。
ですが、ワイヤー周りに食べ物が引っ掛かりやすいということには変わりありません。今回の題材である「見た目」とは関係ありませんが、見えていなかったとしても汚れは付着してしまっている為、専用ブラシ等でのケアを怠らないようにしましょう。
裏側矯正の場合、基本的に装置が全て口腔内に着くので大きな露出を防ぐことはできますが、場合によっては「ゴムかけ」という補助装置を一時的に外側へ装着することがあります。
この場合、できる限り目立たないように透明のボタンを歯面につけ、セルフで付け替え可能な透明のゴムをかけて頂くことになります。
ほぼ目立つことはありませんが、着色には要注意が必要です。
ハーフリンガル
もし、お費用を抑えたいけど、目立つのはちょっと・・・という方がいらっしゃれば、
ハーフリンガル矯正をお勧めいたします。
ハーフリンガルは、上が裏側、下が表側にブラケットを付ける装置です。
下の歯はふだん唇がある為、表側につけてもあまり目立ちません。
ただ、内側、外側についている分、表側、裏側双方のメリットデメリットを持ち合わせます。
あくまで、上顎を表側に着けるよりかは、下顎を表側に着けるほうが目立ちにくいというだけであり、装置が見えないというわけではありません。
こちらのような装置を取り扱っております。
どの装置も選んでもメリット、デメリットがしっかりとついてきますので
何を大事にするのか、など
ご自身の中で選択していただくことになる場合もあります。
皆様は上記の装置を見てどう感じましたか?
実は、私自身学生時代に、表側の矯正を行っておりました。
(全然調べずに矯正を行ったので当時裏側矯正があることを知りませんでした(笑))
アルバイト時に、覆面調査が入った日に出勤しており
後日結果が届いたときは、矯正器具を付けている子と書かれていました(笑)
当時はなんの抵抗もなく表側の装置つけており、チャームポイントだと思っていました。
もし、今の知識があって当時の学生時代に戻って矯正を始めるとしたら、
私は裏側矯正を選ぶと思います。
裏側矯正は目立ちにくいというだけでなく、「口元を下げたい」というお悩みをお持ちの方には得におすすめしたい装置で、口元の後退量が他の装置よりも大きくなる可能性が高い装置です。
私も口元を下げたいという悩みがあったので、今の知識があれば・・・とよく悔やんでいます(笑)
このように、「見た目」も大切ではありますが、自分の悩みに適応する装置を選ぶことでより仕上がりが綺麗になるというメリットがあります。
矯正治療は何度もできるものではなく、1回きりで終わらせることが歯にとってBESTです。
「見た目」「流行っているから」「費用が安いから」という選び方も否定は致しませんが、後悔しない矯正治療の為にも、「自分の悩みを解決する為にはどんな装置が向いているのか」という点を様々な視点からしっかりと見つめてほしいと思っております。
カウンセリングでは、実際に模型をお見せしながらお話をさせていただいており、見え方以外にも期間や費用など、患者様のお悩みを一つ一つヒアリングし、不明な点が解消できるように丁寧な回答を心がけております。
正確な仕上がりや、矯正の期間や治療方針は精密検査をしなくてはわかりません。ですが、それでも可能性としてお話できることはありますので当院ではしっかりとカウンセリングのお時間をお取りしてご説明しております。
治療費については、「トータルフィ制度(料金固定型)」を起用しておりますので、HPをご確認ください。
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まずはカウンセリングでしっかりとお話を聞いていただき、検査後の診断を元にご検討いただくことをお勧め致します。
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