投稿日:2023.9.11
歯並びの悪化を防止する為にはどうすればいいの?
「歯並びが急に悪くなった気がする……」などと、歯並びの変化が気になる方はいらっしゃいませんか?じつは、歯並びは子どもだけではなく、大人になってから乱れることもあります。
でも安心してください、歯並びの悪化は防止できます。
今回は、歯並びが悪化する原因と、歯並びの悪化を防止するためにできる方法を「自宅」と「歯医者」に分けて紹介します。
目次
歯並びが悪化する原因
まずは、歯並びが悪化する原因をみてみましょう。
・親知らず
・歯ぎしり
・歯周病
・癖や生活習慣の乱れ
以上のようなことが原因で、歯並びが悪化する可能性があります。
大人になってから歯並びが悪化した方は、「親知らず」「歯ぎしり」「歯周病」が原因となることがありますが、徐々に歯並びが悪くなるため自分ではすぐに気づかないことも。
また、子どものうちの「歯並びの悪化はすべて遺伝のせい」と考える方も少なくありませんが、じつは癖や生活習慣が原因となることもあるのです。
歯並びが悪化するのを防止する方法【自宅】
それでは、どうしたら歯並びの悪化を防ぐことができるのでしょうか。
ここからは、自宅でできる対策を紹介します。
食生活を見直す
外食をするたびに、ファーストフードやコンビニ食を選択していませんか?
ファーストフードやコンビニ食は、どなたでも食べやすいように噛みやすく、やわらかく作られていることが多い傾向にあります。何度も噛まなくても簡単に食べられるので、顎の筋肉が衰えたり、顎の骨の成長に悪影響を及ぼしたりするリスクがあります。
そうなると、正常な大きさに顎が成長しきれずに、歯が並ぶスペースが不足して、歯並びが悪くなるといった状況になりかねません。
正常な顎の成長を促すためには、1口30回くらい噛むのを目標に、よく噛んで食べることが重要です。
そのためには、年齢に応じて食材を切る大きさを変えたり、ファーストフードやコンビニ食の頻度を減らしたりするのがおすすめです。
歯並びを悪くする癖を改善する
歯並びを悪くする癖は、
・指しゃぶり
・爪や唇を噛む
・口をポカンと開ける
・舌で前歯を押す
・舌を出す
・頬杖をする
などが挙げられます。
このような癖をしている方は、意識的に癖をやめるようにしましょう。同時に、舌を左右に大きく動かしたり、口笛を吹く練習をしたりすることで、お口周りの筋肉を鍛えることが大切です。
ストレスを解消する
ストレスが溜まると、歯ぎしりをしているといった経験はありませんか?
マウスピースをはめて歯ぎしりを緩和することはできますが、根本的に改善するのであれば、ストレスの原因を突き止めて解消するのがベストです。
歯並びが悪化するのを防止する方法【歯医者】
次に、歯並びの悪化を歯医者で防止する方法を紹介します。
むし歯や歯周病の治療をする
むし歯や歯周病にかかっているのであれば、早期治療をしましょう。これらが原因で、歯を早期に失うと、歯のない部分に隣の歯が移動したり、傾いたりして歯並びが悪くなるからです。
また、親知らずが生えてきた方は、歯科医院で診てもらうとよいでしょう。親知らずがまっすぐに生えても、手前の歯を押して全体的に歯並びが乱れることがあるからです。このようなケースでは、親知らずの抜歯を視野に入れて、歯並びの様子をみます。
歯科矯正をする
歯並びが悪いまま放置しておくと、さらに歯並びが悪化することがあります。
歯並びが悪いのであれば、歯科矯正をして歯並びを整えることで、悪化を防ぐことが可能です。
当院の歯科矯正は、さまざまな種類をご用意していますので、ライフスタイルに合わせて選択することができますので、お気軽にご相談ください。
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