投稿日:2025.6.24
マウスピース型矯正中の食べ歩きや飲み会、こんな時はどうしたらいいの?教えて!!
こんにちは!池袋キュア矯正歯科です。
マウスピース型矯正のいいところは取り外しができ、透明で目立たないことです。
ただしネックになるのが1日20時間以上必要な装着時間ではないでしょうか。
食事以外の時間はほぼ装着しないといけないと言っても過言ではありません。
そうなると、食べ歩きや会食など長時間外さなければならない機会がある人は「どうしたらいいのか?」と不安になることでしょう。
もし長時間外さなければならない日が、マウスピースを交換してから3、4日以内であれば交換せずそのままマウスピースを使い続けるなど調整することをおすすめします。
今回は「マウスピースの矯正中の食べ歩きや飲み会時はどうする?」そんな疑問にお答えしていきたいと思います。
目次 [hide]
マウスピースの飲食時の取り扱い方法
まずマウスピースは1日20時間以上、可能な限り長く装着するのが理想です。
つまり食事やブラッシング以外の時間は装着しなければなりません。
装着したまま食事してしまうとマウスピースの破損に繋がるためです。
ここでは食事の際の取り扱いについてお伝えしていきます。
飲食時には必ず外す
水や炭酸水(色・味なし)以外の飲み物や食事をする時は必ず外すようにしましょう。
特にマウスピースを装着した状態で下記の飲食は禁物です。
・コーヒーやワイン:色つきのものは歯やマウスピースに着色してしまいます。
・ジュースやスポーツドリンク:糖分が停滞し、虫歯や歯周病の原因になるため控えましょう。
・暖かい物:白湯やスープなど熱いものはマウスピースの変形につながります。
マウスピースをしたままの飲食はリスクしかありませんので、必ず外してケースに保管するようにしてください。
食後は口の中を清潔にしてから装着する
飲食後はブラッシングなどをして、口の中を清潔にしてから装着するようにしましょう。
お口の中に食べ物が残ったままマウスピースをしてしまうと、唾液の自浄作用が期待できなくなり虫歯菌や歯周病菌の温床となってしまいます。
食後はもちろん就寝前も、補助器具など使用してブラッシングを徹底するよう心がけてください。
どうしても、すぐにブラッシングができない状況であれば水や洗口液でうがいだけでもするようにしましょう。
マウスピースの基本的な取り扱い方法
ここでマウスピースの基本的な取り扱いについてお伝えします。
1日の装着時間
1日の装着時間は20~22時間を心がけてください。
マウスピースはご自身の歯並びの0.25mm未来の歯並びに設計されています。
装着することで歯を動かしていますから、装着時間が少ないと動かず後戻りしてしまうこともあります。
1シートの装着期間
1シートは10日~2週間で交換するようシミュレーションされています。
0.25mm程度しか動きませんので長く装着していてもそれ以上は動きません。
ただ動ききっていないのに次のマウスピースに交換してもフィットせず、痛みや治療計画が狂ってしまうなどの問題に繋がるため、装着時間や期間は守るようにしましょう。
外食や旅行時
外食時や旅行時で外す必要がある場合は外してもいいですが、装着時間は意識するようにしてください。
外した際もマウスピースをケースに入れて保管するようにしましょう。
ティッシュにくるんでしまうとゴミと思って捨てたり紛失したりしてしまいます。
紛失してしまうとマウスピースの再オーダーに時間がかかってしまうので、なるべく忘れないよう管理は徹底してください。
なぜ飲食時マウスピースを外す必要があるのか
飲食時にマウスピースを外す必要がある理由は以下のとおりです。
・マウスピースの破損・変形
・マウスピースの変色
・虫歯・歯周病のリスク
マウスピースが破損や変形してしまうと元に戻せないので、作り直しが必要になり治療の遅れに繋がります。
また虫歯や歯周病が進行してしまうと、そちらの治療を優先しなければいけなくなるため矯正治療が遅延してしまうのです。
マウスピース型矯正は自己管理が必要な治療ですから気をつけるようにしましょう。
食べ歩きや外食時の注意事項
マウスピースの食べ歩きや飲み会時の注意事項についてお伝えします。
人前で外さなければならない
特に食べ歩きの際は人前でマウスピースを外さなければなりません。
見た目ではわからないため、他人に驚かれることも考えられます。
ただし外食前に友人に伝えておくと理解を得られやすくなるでしょう。
すぐ近くに化粧室などがあれば化粧室で外して保管ケースに入れるようにしてください。
マウスピースと手も洗えるためなるべく化粧室を探すことをおすすめします。
食後の口腔ケア
マウスピースを装着する前は口の中を清潔にするようにしましょう。
食べカスが残ったままだと虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
ブラッシングの時間がない時は、せめて水でゆすぐなどしてください。
なるべく装着時間を意識する
食べ歩きをしていても食べた後は装着することを意識してください。
基本的な1日の装着時間は20時間以上です。
装着していないと歯が動かないのではなく、後戻りを始めてしまっています。
外している時間が長ければ長いほどマウスピースが合わなくなる可能性が高くなってしまうのです。
食べ歩きや外食の際も4時間以上外すことが無いよう計画する必要があります。
摂取するものも気を付ける
食べ歩きや外食時に摂取するものも、なるべく気をつけてください。
繊維性のものや粘着性があるものは歯に残りやすく、ブラッシングができないのであれば歯に残りやすくなってしまうためです。
また硬い物も痛みが出やすくなるため注意が必要です。
マウスピースの管理
マウスピースの管理は怠らないようにしましょう。
外した後は必ずケースに保管し、食後のつけ忘れには気を付けてください。
心配な人は携帯でリマインド設定するといいかもしれません。
特にお酒が入ってしまうと、いい気分のままつけ忘れて寝てしまう。なんてこともあります。
つけ忘れてしまった日があった場合は、1日装着日を伸ばすなど工夫が必要です。
頻繁に起こるようであれば歯科医師に相談するようにしましょう。
どうしても長時間外さないといけない外食やイベントがある時は、、、
どうしても長時間外さなければならないという時もあるでしょう。
できれば予定を入れないのが理想ですが、難しいときは仕方ありません。
その場合は、マウスピースの交換日をずらして長く装着したり、予定に合わせて計画的に交換したりするようにしてもいいかもしれません。
また、交換してから3、4日は歯が動き始めている期間のため長時間外すのはおすすめしませんから、長時間外さないといけない日が終わってから交換するといいでしょう。
外食が多い人は外食用ポーチを作って歯ブラシや洗口液などを保管ケースとともに用意し、
念の為1つ前のマウスピースを持ち歩くようにしてください。
外食後マウスピースの装着に違和感があれば1つ前のマウスピースに戻すこともできます。
ただし、自己判断で装着期間を伸ばしすぎると治療が遅れてしまうので、都度報告するようにしてくださいね。
まとめ
マウスピース型矯正は自己管理が大変重要な矯正治療です。
ただし工夫して上手く付き合えば目立たず矯正ができるため、従来の表側矯正に比べるとメリットは大きいといえるでしょう。
食べ歩きや外食時は、なるべく直前にマウスピースを外すようにして、食後もお口を水でゆすぐなどして早めに装着するようにしてください。
1日の装着時間である20~22時間は意識するよう心がけましょう。
もしどうしても外食が多く1日の装着時間を守れなさそうであれば、その他の矯正治療を検討するのも1つです。
ライフスタイルや歯並びによって装置の選択が変わることはよくあることですから、我慢せず池袋キュア矯正歯科スタッフに相談してくださいね。
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