投稿日:2024.4.23
「矯正したいかも・・・。」そう思った今がタイミングです!!
こんにちは、池袋駅前歯科・矯正歯科です。
カウンセリングで「私って矯正したほうがいいんですか?」と聞かれることがあります。
そういった疑問を感じる方は、「料金」「期間」「見た目」等、矯正治療を考えたときに何かしらのしかかってくる「ストレス/負荷」を感じてあと一歩を踏み出す勇気がなくなってしまった方、背中を押してほしい方なのだと思います。
今回は、「矯正を始めるタイミング」が決められない方へお届けするブログです☆
目次
私って矯正したほうがいいんですか?
先程、カウンセリングで聞かれることがあるとお話しました。
こう聞かれた際、「少しでも矯正したいと貴方が感じたならすべきです」とお伝えしています。なぜなら、矯正治療をして効果を実感するのは第三者ではなく本人だからです。
また、「今はまだ少ししか気にならないからいいや・・・」と後まわしにしていると、数年後に歯列・嚙み合わせが悪化して難症例となってしまうケースもあります。
矯正治療をする方に多い歯のお悩み
では、実際にどんなお悩みで矯正をされる方が多いのか、1つ1つご紹介します。
・出っ歯が気になる
上顎前歯が突出してしまっている状態を指します。
この場合、
「前歯に上唇が持ち上げられて歯茎が必要以上に露出してしまう(ガミースマイル)」
「口を自然に閉じることが難しい」
「前歯で麺類をかみ切ることができない」
「口腔内が乾燥し、虫歯、口臭の悩み/風邪をひきやすい」
等のお悩みを合わせてかかえている方が多い傾向にあります。
・受け口が気になる
下顎前歯が突出してしまっている状態を指します。
この場合、
「前歯に下唇が押され、正面からみるとムスッとした表情、横から見るとEラインが気になる」
「口を自然に閉じることが難しい」
「前歯で麺類をかみ切ることが難しい」
「口腔内が乾燥し、虫歯、口臭の悩み/風邪をひきやすい」
等のお悩みを合わせてかかえている方が多い傾向にあります。
・上下の前歯が出ているのが気になる
上下顎前歯が前突してしまっている状態を指します。
この場合、
「口ゴボ感が気になる」
「口を自然に閉じることが難しい」
「口腔内が乾燥し、虫歯、口臭の悩み/風邪をひきやすい」
「Eラインが気になる」
等のお悩みを合わせてかかえている方が多い傾向にあります。
・歯の凸凹が気になる
歯槽骨(歯が立っていられるスペース)が足りない為に、歯が前後に乱れている状態を指します。
この場合、
「笑った時の見た目が気になる」
「歯磨きがしにくく、虫歯や歯肉炎になりやすい」
「口臭が気になる」
「部分的に上下の歯が強く当たり、歯が痛む/ヒビが入っている」
等のお悩みを合わせてかかえている方が多い傾向にあります。
・嚙み合わせが気になる
歯槽骨(歯が立っていられるスペース)が足りない等の理由で、歯が上下前後に乱れてうまく噛めない/気になる状態指します。
この場合、
「食いしばりがひどい」
「歯が割れている部分がある」
「噛めない部分がある」
「嚙み合わせが浅い/嚙み合わせが深い」
等のお悩みを合わせてかかえている方が多い傾向にあります。
矯正治療での改善方法
歯列が凸凹になったり、嚙み合わせが悪い大きな要因は「歯が綺麗に並べられるスペースがない」ことです。
歯は、歯槽骨という骨の上に立っており、歯槽骨の厚みや大きさは個人差があります。(厚みや大きさはお身体の骨格に比例している傾向にあります。)
また、歯の大きさ・形状にも個人差があり、歯槽骨と歯の大きさが合致しなかった時に歯列が乱れます。
矯正治療では、基本、骨の形状を変えることはできません。(小児矯正/床矯正を除く)ですので、歯槽骨に合わせて歯の本数や形状を調整し並べていきます。
IPR
スペース作りの方法の1つです。
歯と歯の間に専用バーを通し、歯の表面を若干削ることで隙間を作ります。
歯に影響のない範囲で削る為、無痛で将来的なリスクもありません。
しかし、歯に影響のない範囲で削れる数値は1歯につき0.25mmです。ですので、左右から均等に削ったとして最大で0.5mmとなります。
この治療は1か所ではなく数か所行う事が多いです。しかし、抜歯ほどのスペース確保は困難な為、大きなスペースが必要となる治療内容の場合には不向きです。
「ブラックトライアングル」改善の為に使用することもある!
ブラックトライアングルとは、歯の形状や歯肉退縮による歯根の露出によって歯と歯の間に三角形の隙間ができることを言います。
前述したように、IPR可能の範囲であれば隣接部分をIPRで研磨しできる限りブラックトライアングルを解消する事が可能です。
抜歯
ネットで調べると多く出てくるスペース作りの方法です。
4番目もしくは5番目の小臼歯を抜歯し大きなスペースを作り出します。
「親知らずを抜歯して歯を後退させたい」というご希望のある患者様が多くいらっしゃいます。近年のマウスピース矯正だとそういった治療法もメインであります。
しかし、親知らずが生えている部分は歯を支える歯槽骨がほぼなく、後退できたとしても1,2mm程度となる為、「出っ歯/口ゴボ改善」のような歯をできる限り後退させる必要のある歯列には不向きと言えます。
小臼歯は、永久歯である為抜歯に抵抗を感じる方がいらっしゃいますが、小臼歯は他の歯と違い、歯としての機能は補助のような役割を持っています。
メインで機能すべき歯は残す為、補助の歯が1本抜けても全体の機能が低下することはありません。ですので、抜歯をすることによるリスクはないと言えます。
強いて言えば、抜歯部位のスペースが完全に閉じるまでには1~1.5年程の期間を要することがあります。(個人差あり)
抜歯矯正中の審美性を高める「仮歯」
抜歯の抵抗を感じる理由として2番目に多いものが「隙間が気になる」です。
4番目は大きく笑うとギリギリ見える範囲の為、抜歯部位の見え方を気にされる方が多くいらっしゃいます。
メディアで活躍される方も4番目の抜歯矯正をされることはあるので、慣れてしまえば問題はありませんが、どうしてもストレスを感じる場合には「仮歯」をつけることも可能です。
「仮歯」は、隣接歯に歯の形状をしたプレートを接着させてご使用頂きます。
表面上のスペースを目立ちにくくするという効果はありますが、食事などの機能は持っていません。隣接歯との接着面が少ない為、強い力をかけると外れてしまいます。食事の際には噛む位置を変えたり工夫する必要はあります。
スペース作りは矯正治療の基本
前述したように、歯列の凸凹や嚙み合わせの不適の原因の1つは「歯が綺麗に並べられるスペースがないこと」です。
つまり、矯正治療ではIPRか抜歯のどちらか、あるいは両方を使って適切なスペースを確保することが大前提となります。
時々、「抜歯もIPRもしたくない」という方がいらっしゃいますが、その場合は理想の改善は困難となる可能性が格段と上がります。
逆に言えば、IPR・抜歯ともに視野に入れて頂ければできることは格段と増えます。
ですので、「スペース作り」があることを前提にしてカウンセリングで相談されることをお勧め致します。
自分に合った矯正治療で仕上がり綺麗!ストレス減!
矯正治療は、今まで経験したことのないものなので不安を感じる方も多くいらっしゃいます。また、装置の種類も多くどの装置を選べば良いのか悩む方、はたまた、装置の見た目のみで選ぶ方等様々です。
しかし、1つ言えることは矯正治療は医療である為カウンセリングで話を聞くだけではイメージを深めることはできません。
矯正治療には「精密検査」がつきものですが、この精密検査で歯槽骨や歯の状態等目に見えない部分の状態を確認し、1人1人に適した動きをかけていく必要があります。
そして、その治療計画を立てた際にどの装置が適しているのかという点もわかります。
皆さん、骨格が違うように口腔内の状態も異なります。
自分に適した治療方法を選択することで仕上がりの審美性が上がったり、矯正中の過度のストレスを軽減することができます。
まとめ
矯正治療をする/しないを決めるのはあなたです。
ネットである程度事前情報を調べたうえで、無料カウンセリングにて不安点を解消し、精密検査で自分に合った矯正方法を調べる・・・。
この手順をふむと後悔のしない矯正治療に出会えると思います。
当院でも無料カウンセリングを随時受け付けております。
ご興味のある方は是非お越しください。