menu
close

ブログ

投稿日:2023.5.31

歯科矯正はいつから効果が出て、いつ終わるの?

皆さん、こんにちは、池袋駅前歯科・矯正歯科です。
歯列矯正は、歯並びや噛み合わせを整えるための大事な治療です。
しかし、「矯正を始めたらどのくらいで効果が出るのか?」や「治療はいつ頃終わるのか?」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
なかなか効果を感じられないとモチベーションの低下にもつながりかねません。
歯列矯正は個々のケースによって大きく異なりますが、一般的な治療期間や効果が現れる時期について知っておくと、モチベーションを維持できるでしょう。
この記事では、歯科矯正が始まってから効果が出るまでの期間、そして治療の完了までの目安について、具体的な流れとともに説明していきます。

歯科矯正の効果が見られるのはいつから?

困った表情の女性

初期段階で感じる変化〜ワイヤー矯正〜

ワイヤー矯正を始めると、早い段階で何らかの変化を感じることができます。
しかし、歯列不正の程度や顎の骨の状態やその他の口腔内の状態によって個人差があります。
装置を装着してから数週間から1カ月以内には、歯が少し動いている感覚を感じることができ、毎月調整をきちんと行なった場合、だいたい2ヶ月ぐらいで前歯が動き始めるのを感じます。
しかし、見た目に変化が現れることは少し先でこの時期は、まだ大きな変化が見えない場合があります。
目に見えた変化がなくても歯を動かす際の違和感を感じることで「矯正が効いている」と実感する人が増えます。

ワイヤー矯正の歯を並べる手順として、前歯のデコボコを並べてから、上と下の歯の位置関係の調整し、最後に全体の噛み合わせの調整を行います。
このような順序で治療を進めていくため、前歯の歯並びの改善が1番早く実感できます。
治療開始から3カ月ほど経つと、見た目にも変化がはっきりと現れ始めます。
この時期になると、特に前歯の位置が整い始め、笑ったときの印象が変わることが多いです。
周囲の人からも「歯並びが良くなってきたね」と気づかれることが増えるでしょう。

このように、前歯は比較的早く動きを感じやすいですが、奥歯の移動や全体の噛み合わせの調整には、さらに時間が必要です。
また、矯正装置を装着すると、歯にかかる力により圧迫感や違和感を覚えることがあります。
これも、治療が順調に進んでいるサインの一つです。
歯が動くことで噛み合わせが少しずつ変わり、食べ物を噛む感覚が違って感じることもあります。
中には、噛み合わせが合わず、食事が取りにくくなる場合もありますが一時的なものであり、時間の経過とともに解消されます。
当院の裏側矯正について詳しくはこちら>>>
当院のハーフリンガル矯正について詳しくはこちら>>>
当院の表側矯正について詳しくはこちら>>>

初期段階で感じる変化〜マウスピース型矯正〜

マウスピースで歯を並べていく方法では、100枚近い枚数のマウスピースを10日ほどで交換しながら進めていきます。
また、マウスピースは取り外しが可能なため、1日あたり最低でも20時間以上の装着が求められます。
これに満たない場合は、十分な効果が得られません。
マウスピース型矯正の場合は、ワイヤー矯正の手順とは異なり、奥歯から後ろに下げ、前歯のデコボコを並べます。
そして、最後に噛み合わせを調整していきます。
そのため、見た目の変化が現れるのに1年から1年半ほどかかります。

見た目の変化が現れるのに時間はかかりますが、歯が動いている感覚は始めの段階から感じることができるでしょう。
歯が浮いた感覚や歯が動かされていることによる痛みや違和感、噛み合わせがしっくりこないなど、様々な面で歯列矯正の効果を実感できます。

1年経過したあたりから、顎の位置や噛み合わせが改善されてくるため、全体的な顔のバランスが良くなり、顎のラインやフェイスラインに変化が現れることもあります。
この時期になると、歯並びが改善されていることを強く実感でき、噛み合わせもスムーズになるため、日常生活での快適さが増すことが期待されます。
ただし、歯の動きには個人差があるため、あくまで目安としてとらえることが大切です。
当院のマウスピース型矯正について詳しくはこちら>>>

歯列矯正が完了するまでの期間はどのくらい?

時計を持つ女性

歯列矯正の一般的な期間

全体矯正は、ワイヤー矯正の場合平均して2年〜2年半程度、マウスピース型矯正は2〜4年程度かかることが多いです。
治療期間は、歯並びの状態や噛み合わせの問題の程度、患者さんの年齢や歯の動きやすさなど、さまざまな要因によって異なります。
治療の完了まで長い期間を要しますが、長期的な安定を得られるメリットがあります。

部分矯正では、主に前歯の歯並びや限られた範囲の歯を整えるため、全体的な矯正に比べて短期間で治療が完了することが多いです。
部分矯正は、約半年〜1年半程度で終わるケースが多く、軽度の不正咬合や見た目の改善を目指す方に適しています。
当院の部分矯正について詳しくはこちら>>>

本当に動いているの?

歯列矯正を始めたけど、実際歯が動いている気がしない…なんてことありませんか?
実はほとんどの方が、このように思われています。
なぜなら、毎日鏡で自分の歯を見ているからです。
毎日見ていると、こうした変化に気づきにくいため歯が動いていないと感じるのです。
しかし、少しずつではありますがご自身の歯は計画通りに進んでいます。
抜歯後のスペースや前歯の隙間が埋まってくると、目に見えて確認できるため治療が進んでいると感じやすいでしょう。
また。歯と歯の間に食べ物がつまりにくくなったことで矯正治療が進んでいると感じることもできます。

矯正治療が早く終わるための工夫

笑顔の歯

矯正治療に協力的であること

治療がスムーズに進み、できるだけ早く終わるためには、矯正医によって作られた治療計画に協力的であることです。
ゴムかけやマウスピースの装着などを、めんどくさがって指示通りに行わなかった場合、歯が予想より動かずに治療期間が延長してしまう可能性があります。
歯列矯正の計画は、患者さんの個々の歯並びや骨格によって異なるため、きちんと矯正医の指示に従うことが、早く終わるための最善の方法です。

決められた期間に通院する

通院する女性

また、矯正装置が正しく機能するためには、歯科医師の指導を守り、定期的な通院を怠らないことも重要です。
装置の調整やメンテナンスが遅れると、治療がスムーズに進まず、予定よりも長引く可能性があります。

日常生活でのケアも大切

治療が予定通り進むためには、患者自身のセルフケアも欠かせません。
矯正装置を装着している期間は、装置周辺の歯や歯茎をしっかりと清潔に保つことが大切です。
汚れや歯垢がたまると、虫歯や歯周病を引き起こし、治療が遅れる原因になることがあります。
虫歯になってしまった場合は、矯正治療を一度中断して虫歯の治療を行う場合もあるためその分矯正終了時期が長引いてしまいます。

特にワイヤーやブラケットを使った矯正の場合、食べ物のカスが装置に引っかかりやすいため、毎日の歯磨きや歯間ブラシ、デンタルフロスの使用が清潔を保つ鍵となります。
また、矯正終了後に使用するリテーナー(保定装置)を適切に使用することで、歯が元の位置に戻るのを防ぎ、治療が長期的に安定します。

まとめ

治療中のイラスト

歯列矯正は、個々のケースにより効果が現れる時期や治療期間が異なりますが、一般的には治療開始から数週間で変化を感じ、3ヶ月あたりで見た目に効果が現れることが多いです。
しかし、マウスピース型矯正の場合は実感するのに1年〜1年半かかります。
治療が完了するまでには、ワイヤー矯正は2年〜2年半程度、マウスピース型矯正は2年〜4年ほどの時間がかかることが多く、部分矯正なら短期間での治療も可能です。
しかし、この期間は歯並びのデコボコの程度や顎の骨の状態、年齢などによって個人差があるため、目安として認識しておきましょう。

また、治療の早期完了には、正しいケアや定期的な通院が重要です。
矯正医の指示に従い、決められた期間での通院や、装置を正しく取り扱うことは、矯正治療を早く終わらせるために必要不可欠です。
治療が終わった後もリテーナーを使用し、長期的なメンテナンスを行うことで、整った歯並びを長期的に維持できます。
矯正医としっかりと相談し、自分に合った治療プランを見つけて、理想の笑顔を手に入れましょう。

歯並びでお悩みの方はぜひ当院のカウンセリングでご相談くださいね。
当院の治療費用について詳しくはこちら>>>
当院のカウンセリングについて詳しくはこちら>>>

関連ページ

患者様の満足度調査を実施しております。

少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。患者様の率直なご意見をいただき、改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。

NPO法人 日本⻭科医療評価機構の調査結果は以下バナーよりご確認ください。


日本⻭科医療評価機構がおすすめする東京都豊島区・池袋駅の⻭医者・池袋駅前歯科・矯正歯科の口コミ・評判

※日本⻭科医療評価機構とは日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的とした組織です。