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ブログ

投稿日:2023.11.1

咀嚼音の原因は出っ歯?

咀嚼音の原因は出っ歯?

今回は咀嚼音のついてお話していきます。
皆さんは、人の咀嚼音が気になったことはありますか?
最近よく聞く『クチャラー』とはご存じでしょうか。
クチャラーとは食事の際に口を閉じずに、くちゃくちゃと音を鳴らしながら食べることをいいます。
大体の方はわざとその様な音を鳴らしているわけではなく、無意識のうちになってしまっています((+_+))
ここからはお食事の際に音が鳴りやすくなる原因についてお話していきます!

嚙み合わせ

今回のタイトルのように出っ歯(前歯が前方に吐出している状態)の方
反対咬合(下顎が前に出ている受け口)の方が原因の一つとしてあげられます。
このような方は、口を閉じたまま咀嚼するのが難しいため、どうしても音が鳴りやすくなってしまいます。
また、嚙み合わせのバランスが悪い方は自分の咬みやすい位置に顎をずらしながら
食事をすることがあり、そういった際も音が鳴りやすくなります。
ただこの様な嚙み合わせが絶対に音が鳴ってしまうわけではありません。
正常な歯列の方に比べて、口が空きやすくなるので、注意が必要です( ;∀;)

舌・口の筋力が不足している

orbicularis oris muscle

口の周りには口輪筋という筋肉があります。
この口輪筋が弱いと口を閉じる力が弱まり口呼吸になりやすくなります。
上記でも記載したように口が開きやすくなると、開いた状態で咀嚼するために音が鳴りやすくなります。
また、舌の筋肉が弱い人は、舌で口の中に食べ物を運ぶ際に音が出やすくなります。
舌を口の中で前後、左右や上下などに上手に動かさないと口を閉じたままの咀嚼が難しくなります。

口呼吸

口呼吸

鼻呼吸ができている方で、クチャラーの方は少ないです。
やはり口呼吸の方は口を閉じてしまうと呼吸が難しいため、咀嚼の際に音が出やすくなります。
このような場合、鼻呼吸ができるようになればくちゃくちゃ食べる咀嚼音が治るかもしれません( *´艸`)

お次に口呼吸になる原因のお話をしていきます。

①嚙み合わせが悪い

咀嚼音が鳴ってしまう原因と同じように、口呼吸になってしまう原因としても嚙み合わせが悪いことがあげられます。
出っ歯(前歯が前方に吐出している状態)、反対咬合(下顎が前に出ている受け口)などの
歯列のバランスが悪いことがあげられます。
上下の歯列の大きさが合わなくなり口が閉じにくい為、口呼吸になりやいです。

②鼻詰まり

口呼吸になる要因として最も多いです。
花粉症や風邪などにより鼻が詰まってしまい、鼻から空気を吸い込むことが大変になり、口呼吸になってしまいます。

また、鼻詰まりの症状が治まっても、口呼吸の癖がついてしまっており
そのまま口呼吸になってしまうこともありますので、お気を付けください。

余談ですが、、、
口呼吸の方が、呼吸をする際、鼻呼吸より筋肉が必要ないので楽に空気を取り込むことができます。
ですので、口呼吸が癖になってしまっている方は多いようです。

最後に

上記のように、咀嚼音が鳴ってしまうのは、出っ歯の方だけではなく、
嚙み合わせが悪い方など色々な要因があります。
もちろん、鼻詰まりが原因の方は、
耳鼻科に行ってください( ;∀;)
矯正による嚙み合わせ改善で治る場合もありますし
そうじゃない場合ももちろんありますので
自分が当てはまるものがあればそちらの改善の為何かしてみるのもいいかもしれません☆

嚙み合わせに問題がありそう、矯正してみたいな
という方は料金面確認の上、カウンセリング予約していただければと思います♪

ちなみに私はASMRのような人の咀嚼音を聞くのが大好きです☺
私自身もおなかが空いてきます(笑)