投稿日:2021.12.4
アメリカと日本の歯に対する意識の差
皆さん、こんにちは。
池袋駅前歯科・矯正歯科 歯科助手の〆田です。
今回は、私がアメリカに住んでいた時に感じた、
オーラルケアや歯並びに対する日本との意識の違いと、
スマイルの重要性についてお伝えしたいと思います。
※前回の自己紹介記事はこちら↓
『歯科矯正との出会い』
オーラルケアの意識👄✧🦷
アメリカの医療保険の多くは、歯科治療をカバーしていません。
そのため、歯科治療を保険適応で受ける場合には、別途”歯科保険”に加入する必要があります。
歯科保険に加入する場合、雇用主が契約している保険に入るか、個人で保険会社と契約します。
私自身、歯科保険に加入していましたが、
小さなむし歯を治すのに、保険適応で1本$100~$150かかると聞きました((+_+))
むし歯等の治療を受けるには費用が大きくかかる為、アメリカで暮らす人の多くは、
むし歯などのトラブルがなくてもお口の健康を保つために年に2回程、
定期検診で歯科医院に行く習慣があるようです( ^)o(^ )
また、ホームケアに関してですが私の知人のアメリカ人は5歳の息子に
「歯磨きをする前にちゃんとフロスをしなさい。」と、口酸っぱく言っていまし!(^^)!
日本で小さな子供がデンタルフロスを自分で通しているのを見かけたことがなかったので、
アメリカ人のオーラルケアに対する意識の高さを実感しました。
また、私がお邪魔したアメリカの家庭では、必ず洗面所にフロスと洗口液が置いてありました。
欧米では、ハグやキスなどの文化があります( *´艸`)
そのため、オーラルケアに対する意識が高まりやすいのかもしれません。
私もアメリカに住むようになってから、毎日フロスを通す習慣ができ、
10年以上むし歯になっていません。歯を清潔に保つ事は大切だと実感しています(^^)/
また海外では、18歳以下は矯正治療を無料でできる国もあるそうです。
もちろん、海外でも収入に比べ矯正治療が高い国でも
そこまで料金を掛けてでもやる価値があると皆さん思っています。
歯への意識の違いです(‘ω’)
【オーラルケアの関連記事はこちら】
2022/03/25『矯正中の口腔ケアの大切さ』
2022/05/29『歯と口の健康週間(6月4日~6月10日)口腔ケアについて』
🦷歯並びに対する意識の高さ🦷
欧米では、矯正治療の重要性が理解されており、歯並びや咬み合わせを治す事は普通の事だと認識されているように感じます。
例えば、小・中学生が昔ながらの金属の矯正装置を歯の表側につけているのをよく見かけました。
日本では表側に目立つ装置を付けるのに抵抗を感じる方が多い様に感じます(‘;’)
しかし、アメリカでは歯並びが悪い事は”貧しくて歯列矯正も出来ない家庭”と見られる傾向にあり、
矯正治療は一種のステータスだと考えられているのです。
日本も昔に比べると歯列矯正をしている方が増えてきたとは思いますが、
更に多くの方にとって矯正治療が身近になる事を願っています。
スマイルの重要性😁✧
多民族国家のアメリカにとって笑顔(スマイル)はとても大切なコミュニケーションツールです。
他者に対して笑顔を向けるのは、コミュニケーションを円滑にするのと同時に、敵対心を持っていない事を示すためです。
言葉を必要としない非言語コミュニケーションは、
多民族国家において信頼関係を築く上で、とても大切なのです。
笑顔で挨拶されると気持ちが良いものですが、歯並びが良く、白くてピカピカの歯だと、
より良い印象を与えることができます。
最後に
上記にもあるとおり、日本人は、表側に目立つ装置をつけることに
抵抗を感じる方が多い気がする。
という点に対して、まだまだ矯正、歯に対する意識が
欧米に比べ低いなと感じます。
もちろん、文化の違いなどもありますが、
欧米の方では、自分の子供を歯列矯正させない。
歯医者に行かせない、ということは虐待ということで訴えられることもあったりするそうです。
歯並びを矯正していないと、
自分自身で矯正を行っていないという選択をしても
矯正ができないくらい貧しいとみられる場合があります。
ですので、将来海外でお仕事などを考えている方は、
矯正治療を検討が必要になるかもしれませんね( ^)o(^ )
当院では、歯列矯正のご相談はもちろん、ホワイトニングのご相談も承っております。
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