投稿日:2024.4.17
矯正中の歯磨き・おすすめの歯ブラシ
目次
矯正中の歯磨き・おすすめの歯ブラシ
こんにちは、池袋駅前歯科・矯正歯科です。
今日は矯正中の歯磨きの方法とオススメの歯ブラシについてお話します!!
ワイヤー矯正中は装置と装置の間に食べものが詰まりやすく、歯ブラシの先が届きにくくなっているため綺麗に磨くのが難しくなってしまいます。特に裏側矯正歯は鏡で見ながら磨くことが出来ないのでより難しいです、、、私も裏側矯正をしているのですが、初めのころは歯を磨いて寝たはずなのに次の日の朝にうがいをすると食べかすが出てくる事もよくありました、、(笑)ですが!!歯ブラシを上手く使えるようになれば簡単です!!コツをつかんでマスターしましょう!!☆
綺麗に磨くために必要なものと磨き方を見ていきましょう!!
1,歯ブラシの種類と特徴
歯ブラシは「ヘッド」「ネック」「ハンドル」という3つにわかれています。
「ヘッド」は形や硬さや大きさ、毛の長さも違った種類のものがあります。
- 形
一般的には「平型」と「山形」の2種類があります。「平型」は平面を磨くのに適しています。一方で「山形」は歯間や装置と装置の間を磨くのに適しています。しかし歯ブラシだけで全ての汚れを落とすことは難しいので他のものと一緒に使ってみるといいかもしれないですね!!形も大切ですが当て方が一番大切です!自分の歯の形を理解して歯面にしっかりと歯ブラシを当てれるようにしましょう!! - 毛の方さ
「硬め」「普通」「柔らかめ」と分けられているものが多いです。
「硬め」だと歯のぬめりなどは落とすことができますが、歯磨きの時間が長すぎたり磨くときの力が強すぎると歯が削れてしまったり歯肉が傷ついてしまったりすることがあります!「柔らかめ」だと毛先は細かいおところまで届きやすく歯肉に優しいので歯茎が下がっていたり腫れていたり出血しやすい方にはおすすめです。しかし、汚れを落とす効果は硬めと普通に比べると低くなってしまいます。装置が付いているところは柔らかめ、ついていないところは硬めもしくは普通と使い分けても良いかもしれないです!!自分のお口の中に合った歯ブラシを使えるとより良いですね♪ - 大きさ
ヘッドの大きさが普通の歯ブラシはお口が大きい方や細かく磨くことが苦手な方に合っています。一方で小さいサイズのものは細かいところや奥歯を磨くのに適している為、細かく磨きたい方や親知らずが生えている方は使ってみても良いかもしれません!親知らずは歯ブラシが届きずらい場所になるので虫歯になってしまう方も多くいます。ヘッドの小さいものを使い、軽くお口を閉じながら磨くと歯ブラシが届きやすくなるのでぜひ試してみてください!!
タフトブラシ
タフトブラシは歯並びがガタガタしている(叢生)部分、親知らず、生え途中の歯、矯正装置の周り、かぶせものの周り、前歯の裏、歯と歯の間などなど様々な使い方があります!タフトブラシは私のオススメです!矯正してる方には欠かせない歯ブラシです!
鉛筆を持つように持ち、小刻みに動かすようにして使います。この時に力を入れすぎてしまうと歯茎が傷ついてしまうので気を付けましょう!!また、毛先が広がってきたら新しいものに取り換えましょう!!
歯冠ブラシ
- 歯冠ブラシは歯と歯の間に詰まったものをとるために使われるのが一般的ですが、矯正中は装置と装置の間に挟まった食べ物をとるのにも使うことができます!歯と歯の間に使う際にはスルッと入るサイズのものを使うようにしましょう!無理に大きいサイズのものを使ってしまうと歯肉を傷つけたり歯肉退縮の原因となってしまいます!
矯正用フロス・スーパーフロス
矯正中はワイヤーが通っているとフロスが通りません。そのため矯正用フロスやスーパーフロスを使うと歯間の汚れをしっかりと落とすことができます!
スーパーフロスの先端は「スレッダー」と言われていて硬くこしがあるものでできています。その部分をワイヤーの下に通してから歯間にフロス部分を通します。スパーフロスは矯正だけでなく、ブリッジのポンティック下やインプラントの下の部分の汚れを落とすのにも使うことができるのでとても便利です!矯正中歯の間のつまりが気になる方や歯と歯の間しっかりと磨きたい方は是非使ってみてください!
2,マウスピース矯正中の歯磨き
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べると取り外しが可能なので歯磨きがしやすいです!先ほどご説明した歯ブラシの硬さや形、大きさなど、ご自身に合った歯ブラシを選択しましょう!!
マウスピースをつけたまま甘い飲み物やお食事をとってしまうと虫歯になりやすいので気を付けましょう!!
またマウスピースを綺麗に使っていくためにマウスピースの洗浄方法も見ていきましょう!
マウスピースの洗浄方法
・冷水で洗いましょう!→熱いお湯で洗うと形が変形してしまいます。
・歯磨き粉は使用しない!→研磨成分の入っているものはマウスピースに傷が入ってしまいそこから着色やひび割れの原因となります。
・磨くときは柔らかい歯ブラシ!→硬い歯ブラシも傷がついてしまいます。
・使用後は毎回洗浄することを心がけましょう!→毎回は難しいと思いますが、出先では水洗いだけでも構いません!
・洗浄剤の使用→夜は歯ブラシで磨いた後に洗浄剤につけて洗浄するといいです!
3,まとめ
ご自身に合った歯ブラシを見つけ、楽しく歯磨きができるといいかもしれませんね!自分にどんな歯ブラシが合っているかわからない方や、フロスの使い方が難しい、、、という方はスタッフにいつでも聞いてください!!