投稿日：2023.5.17

矯正中のお口の掃除方法

矯正中のお掃除方法

 

皆さんこんにちは(*^▽^*)
今回は、ワイヤー矯正をするにあたっての、お口の中のお掃除の方法についてお話していきます。
ワイヤー矯正を始める際に気になることで矯正中器具が外せないので虫歯にならないか心配、、、
と、カウンセリング時に声を頂くことが多くあります。
もちろん今まで通りに清掃するだけでは虫歯になる可能性があるので今まで以上に丁寧に掃除をして頂く必要があります。
なぜかと言うと、器具がついていることで歯ブラシの先が届かず、食べもののカスやプラーク（歯垢）が残りやすい状態になります。
この状態が矯正期間中（２年程）続くと虫歯や歯周病になってしまいます。
ですので、本日は矯正中の歯磨きの方法についてお話していきます。
ちなみに余談ですが、、、、
歯ブラシだけで落とせる汚れは約60％と言われています。
歯に何も装置がついていない状態で、60％ですので、
矯正装置が付いた時にはもっと磨けていないと思うとゾッとしますよね( ;∀;)

細かな掃除に役立つ用具

歯ブラシでダメならどうしたらいいの！と思うそんな方のために、清掃補助用具をご紹介します！

タフトブラシ

タフトブラシとは上記のような毛束が1つの小さな歯ブラシです。
薬局などで見たことはあるのではないでしょうか？
私自身も矯正の時は愛用しておりました。
普通の歯ブラシでは届きにくいところ（ワイヤーと歯の間等）の清掃に適しています。
歯並びが凸凹しているところやワイヤーの真下や歯と歯の間などはこのタフトブラシを使って磨いて見てください。
先が細いので角度をつけて装置の周りや歯の間を磨いてみてください！
当院では装置を装着した際にこのタフトブラシをプレゼントしております。
使用方法がわからないなどが起きないよう、初めて装置した際に
使用方法をお伝えしておりますのでご安心ください。

デンタルフロスと歯間ブラシ

デンタルフロスと歯間ブラシ名前だけですとどのような違いがあるの？と思う方もたくさんいらっしゃると思います。
上記の写真のようにデンタルフロスは糸状になっています。
ですので、歯と歯の間が狭い時にオススメです！
ワイヤー矯正をされている方はフロスができない、、と思われがちですが、
矯正用のフロスがございますのでそちらを使ってみてください♪
また、表側側の矯正（ラビアル矯正）の方はワイヤーと歯の間に装置の厚み分
隙間がありますのでそこにフロスを通して頂いて歯間（歯と歯の隙間）がお掃除できます(*^▽^*)
歯間ブラシはスペースが少し大きい時に使います！
私自身が矯正をしていた時は、歯間ブラシを使っていました、、、フロスがめんどくさかったのです、、(笑)
矯正されている方で清掃が不安な方は先生に聴いてみてくださいね！
当院では過去にデンタルフロスと歯ブラシどちらが先？
こんな記事もございますので是非目を通してみてくださいね！！

力任せの歯磨きしていませんか？

通常の歯ブラシの他に細かな掃除ができる装置についてお話してきました。
ですが、これを読んでいる皆さんは通常の歯磨きをどのように行っていますか？

綺麗に磨こうと力任せに歯磨きをしていないですか？？
力強く歯を磨くと、綺麗に磨けている気がしてしまうのですが、
その分歯茎や歯がダメージを受けてしまう場合があります。
歯茎はとてもデリケートですので、
傷がついてしまったり、
強い力で磨かれると負けるまいと、歯茎が厚くなってしまったり、
逆に刺激を受けすぎて歯茎が退縮してしまったりと、、、
健康な歯を保つために歯磨きをしているのに、
強く磨かれるだけで歯への支障が出てしまう場合はあります。

大切なものを大事に扱うように、自分の歯を磨いてみてくださいね(*^▽^*)

 

最後に

上記に出てきたタフトブラシなどは当院でも販売しておりますのでお気軽にお声掛けください。
矯正治療をやる、やらないに関わらず、歯磨きは丁寧に行ってくださいね(:_;)
歯磨きがうまくできないでいると、虫歯や歯周病などになってしまい、
健康な歯を残すことができません。
矯正装置がない状態で綺麗に丁寧に磨けないのであれば、
矯正装置はついて綺麗に丁寧に磨けるわけがないのです。
歯を長持ちさせるために、する矯正治療で歯がダメになってしまうのであれば、
矯正治療は行わない方がいいという風になってしまいます。
そうなってしまうととても勿体ないので、
矯正治療を考えている方は、まずは今の歯磨きの仕方から改善していくことが
最優先になるかもしれないですね(; ･`д･´)

矯正時の清掃は最初はすごく時間がかかって大変な思いをするかもしれませんが、
綺麗に並べていく過程で歯がダメになっていってしまうのは勿体ないのです。
自分のお肌をケアするのと同じように、自分の歯も大切に扱ってあげて下さいね。

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