投稿日:2025.4.16
矯正歯科の専門医ってなに?矯正歯科選びに役立つヒント
皆様、こんにちは!
池袋キュア矯正歯科です。
矯正を始めたい!と思った時、歯医者選びにすごく時間がかかりますよね。
治療を始めてみたらなんか違った…と後悔したくないですよね。
歯医者によって仕上がりも大きく変わってくるので本当に大切な決断になります。
今日は矯正歯科選びでどんなポイントを大事にしたらよいかのご紹介をしていきます。
良かったら参考にしてみてください。
矯正歯科選びで何が大事?
専門性と経験
矯正歯科は一般歯科とは違い、専門的な知識と技術が求められます。矯正歯科医が『認定医』の資格を保持しているか、またそのクリニックが矯正治療に特化しているかを確認しましょう。医師の経歴や経験も重要です。
カスタマイズされた治療計画
矯正治療は人それぞれ症例が異なるため、ひとりひとりに沿った治療計画を立てることが大切です。治療方法や期間、費用についてしっかりと説明を受け、納得した上で治療を始めることが大切です。
治療方法の選択肢
矯正はワイヤー矯正、マウスピース型矯正(インビザラインなど)、舌側矯正などいろんな種類の矯正方法があります。自分のライフスタイルや希望に合った方法を提案してくれるかが大切です。
費用と支払い方法
矯正治療は高額なので、事前に治療費や支払い方法について確認しておくことが重要です。分割払いやローンの選択肢があるので、安心して治療を受けられるようにすることが大切です。
通いやすさ
なるべく通いやすい場所にあるクリニックを選ぶと、治療の継続がしやすくなります。(例えば通勤の乗り換えの駅や自宅の最寄り等)診療時間や予約の取りやすさもとても大事になってくるので確認しておきましょう。
クリニックの雰囲気とスタッフの対応
矯正治療は長期間にわたる為、クリニックの雰囲気やスタッフの対応がとても大切です。初回のカウンセリング時に、スタッフが親切で丁寧に説明してくれるかどうかや口コミなどを確認しておきましょう。
認定医とは?
各分野の学会による審査を通過し、一定の基準を満たした医師に与えられる称号です。
日本には『認定医制度』を設けている学会がいくつかあります。
クリニック選びの判断材料となりうる資格認定制度について紹介します。
矯正歯科医師の資格認定制度
日本矯正歯科学会(JOS Japanese Orthodontic Society)
矯正治療に関して適切かつ十分な知識と経験がある歯科医師を、認定医・専門医・臨床医・指導医として認定しています。認定医・専門医・臨床医・指導医の資格を取得するには、それぞれ条件があります。
認定医
認定医は、矯正に関して、適切な知識、技術、経験を有する者に与えられる資格です。
認定医の資格は、5年以上日本矯正歯科学会の会員であること。5年以上にわたる基本・臨床研修を、学会が指定する施設で受けることが必要で、あわせて診療経験などの実績も求められます。また、症例審査に合格したのちに認定医として認定されます。また5年ごとに認定医資格更新が必要になります。
専門医
専門医の資格は、申請において認定医の資格を有し、患者の治療や学会での発表や参加実績、研修への参加などが求められます。また、資格を得るには、筆記試験と症例審査に合格することが必要です。その後、5年ごとに資格の更新が求められ、更新には診療や学術活動、研修単位の取得、そして更新症例審査に合格することが条件です。
臨床医
臨床医は、矯正歯科の診断、治療、治療後のケアにおいて高い技術と経験を持ち、他の歯科医師や医師と協力し、的確な指示を出す能力が求められます。臨床医の資格には、認定医の資格と学術的な実績が必要です。資格認定は症例審査に合格することで得られ、資格の更新には5年ごとに研修単位の取得と再度の症例審査に合格することが求められます。。
指導医(研修指導医に移行予定)
指導医は、認定医の育成に関わり、国内の矯正歯科医療で指導的な役割を果たすことが求められています。指導医の資格は、12年以上にわたって矯正歯科の臨床、教育、研究のいずれかに専念していることが求められます。さらに、歯科矯正の実践に関して3年以上の教育歴と、一定の学術的な業績が必要です。これらの条件を満たし、資格審査に合格することで認定が得られます。また、資格を維持するには、5年ごとに研修単位を取得し、更新手続きを行う必要があります。
日本矯正歯科学会(JOS)の認定医の探し方
日本矯正歯科学会の認定医・臨床指導医(旧専門医)・指導医は、学会のウェブサイトで確認できます。こちらから検索が可能です。≫≫≫https://www.jos.gr.jp/roster
日本成人矯正歯科学会(JAAO Japan Association of Adult Orthodontics)
認定医・臨床指導医について
日本成人矯正歯科学会における「認定医」の資格は、成人矯正歯科医療の高水準な維持と向上を図り、最適な医療を提供することを目的として作られました。「臨床指導医」の資格は、成人ならびに成人に至るまでのあらゆる年齢層に対する矯正歯科治療に精通した優れた歯科医師を養成し、歯科医療の向上を図り、国民の健康の増進に寄与することを目的として、設けています。上記が認められた歯科医師を「認定医」としています。
認定歯科衛生士・歯科技工士
歯科衛生士や歯科技工士にも認定資格があります。
認定歯科衛生士の資格取得には以下の条件をクリアする必要があります
日本成人矯正歯科学会の認める矯正歯科専門医療機関、大学病院矯正歯科等に原則として常勤で3年以上の継続し た矯正歯科臨床での従事があること、あるいは矯正歯科臨床も行う医療機関において同等の矯正 歯科臨床での業務経験を有すること。
本学会の学会等に参加していること。
日本舌側矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会(JLOA)の認定医制度は、舌側矯正(裏側矯正)の技術向上と水準維持を目指し、社会に適切な医療を提供することを目的としています。
この目的を達成するために、舌側矯正(裏側矯正)に関し、適切かつ十分な学識、経験および技術を有する歯科医師を認定医としています。
矯正歯科に勤務している先生が認定医の資格を持っていたら安心感がありますね。
渋谷矯正歯科キュア矯正歯科グループ総院長
東海林 貴大(しょうじ たかひろ)所属学会
- 日本成人矯正歯科学会 総合指導医
- 日本矯正歯科学会 臨床指導医
- 日本舌側矯正歯科学会 認定医
- 世界舌側矯正歯科学会 認定医
- ヨーロッパ舌側矯正歯科学会 認定医 専門医
まとめ
とっても大事な矯正歯科選びの参考になりましたか?
認定医や専門医についてお話しましたが、資格がないからと言って技術、知識、経験がないわけではありません。
認定医や臨床指導医ではなくても、高い技術と、豊富な知識・経験があり、レベルの高い治療をする矯正医はいます。
認定医や指導医の資格の有無は、目安程度に考えてみるとよいでしょう。
ネットが便利な今の時代、自分でとことん調べることが本当に大切です。ただ、漠然と膨大な量を調べてもきりがないので
今日お話したポイントをしっかり見極めて歯医者選びをしてくださいね!
本記事がみなさんの矯正歯科選びの参考になれば幸いです。
当院では無料カウンセリングを行っております。裏側矯正って実際どうなの?費用ってどれくらい?支払い方法は?などなど、ご相談頂けます!是非矯正検討中の方は利用してみてください!
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