投稿日:2025.2.19
歯の凸凹は矯正すべき?原因と治療法について
目次
歯の凸凹は矯正すべき?原因と治療法について
皆さんこんにちは(^^♪
池袋駅前歯科・矯正歯科です!!!
本日は表題にある通り、歯の凸凹は矯正すべき?についてお話していきます。
患者様が、矯正治療を行いたい、スタートしようと思うきっかけは様々だなと日々カウンセリングをしていて感じています。
もちろん、周りの人に影響されて考える方もいらっしゃいますし、
ずっと悩んでて、生活に余裕ができたタイミングで来られる方もいます。
改善したいお悩みがたくさんある中でも、今回は歯の凸凹にフォーカスを向けてお話していきます。
叢生
歯と歯が重なりあっていて、でこぼこ、がたがたしていることを叢生(そうせい)といいます。
乱杭歯と呼ばれることもあります。
叢生になる理由
皆さん歯並びがガタガタになる理由について考えたことがありますか??
歯並びがガタガタになってしまう理由がいくつかありますので
1つずつお話していきます。
①顎が小さい
まず挙げられるのが、顎が小さいことです。
現代の食事はとても柔らかいものが増えております。
それに伴い、咀嚼の回数が減ってしまい、顎の骨が適切なところまで発達しない場合があります( ;∀;)
また、しっかり嚙めていても、骨格は遺伝しますので近しい人で顎が小さい方がいる場合には
遺伝でなってしまう場合があります。
②歯が大きい
大人の歯(永久歯)のサイズが大きい場合には、
顎のサイズが同じ場合でも、隙間がなく並びきらない可能性があります。
顎に対して歯が大きい人は、歯が並びきらずでこぼこになってしまう可能性が非常に高いです( ;∀;)
また、歯の大きさも骨格と同じように、遺伝することが多いです(‘ω’)
③乳歯からの生え変わりがうまくいかなかった
乳歯が虫歯になってしまったり事故や外傷などで、早い段階でなくなってしまう場合があります。
乳歯があることで、永久歯が生えてくるスペースを確保していくのですが、
失われてしまうと、本来生えてくる位置ではないところに生えてきてしまったり、
生えてくる順番がかわったりします。
そうなってしまうと、本来生えてくるはずのスペースに上手に生えてこれなくなってしまい、
歯が凸凹になってしまう場合があります。
④日常生活の習慣
実は、日常生活での習慣も歯並びに影響を及ぼします。
歯を舌で押す癖や口呼吸、頬杖や就寝時に同じ方向を向いて寝るなどの習慣が、
叢生の原因になってしまう場合があります。
もちろん、大人になってからも歯が動いてしまいますが、
幼少期に癖があり、それが抜けない場合により多く見られます。
もし、周りに幼い子供がいる方は、
よく日常生活を観察してみてください。
この習慣が、幼少期にないだけで、大きくなった時の
口腔内の状況が大きく変わる可能性があります。
叢生のままにしておく影響
歯のでこぼこを治さずに生活をしていく場合にはどのようなことが起きるのかお話していきます(‘ω’)
①むし歯、歯周病になりやすい
歯並びがきれいな人に比べて、むし歯や歯周病になってしまう確率があがります。
歯がでこぼこし重なっていたりすると、歯ブラシを上手に当てることができない場合が多く、磨き残しができてしまいます。
そうなってしまうと、歯垢が蓄積され、むし歯になりやすくなってしまい、将来的には歯周病になってしまいます。
また、そういった汚れが、口臭の原因となります。
実は、むし歯と歯周病は進行すると、歯を失うリスクがとても高くなります。
②十分な咀嚼ができない
身体の健康にもとても大切な、咀嚼が不十分になってしまいます。
歯にでこぼこがあるため、嚙み合わせが適切な状態ではない場合が多いです。
そうなってしまうと、自分自身の歯で細かくかみ砕いたり、
すり潰すことが難しくなってしまいます(‘_’)
また、細かくすることができずに、消化器官に入ってしまったものは
消化をするのに時間がかかってしまう為に消化器官への負担も大きくなることがあります。
歯のでこぼこがある方は、ご自身でも噛みにくなと感じる方も中にはいらっしゃいます。
③顎関節、歯への負担
上記にも記載があるように、歯にでこぼこがあると嚙み合わせが適切ではない場合が多いです。
歯並びは嚙み合わせにとても影響があります。
歯並びがでこぼこしていると、全体で噛むというよりも、
いつも同じ点が当たってしまう場合は多いです。
特定の歯に力がかかりすぎてしまうと、将来的にその歯がすり減ってしまい、
そこの歯が短命になってしまったり、最悪の場合はその歯を失ってしまう場合があります。
いつも、酷使しているはがなくなってしまうのは、
生活をしていく上でもとても、不便になりお食事を楽しめなくなってしまいます(‘;’)
歯から自分自身の健康が守られているといっても過言ではないなと常日頃から感じております。
また、同じように嚙み合わせの影響で過度に顎関節に負担がかかっている場合があります。
そうなってしまうと、顎関節症になってしまいます。
※嚙み合わせからくる顎関節症であれば、矯正治療を行うことで改善することがあります。
しかし、嚙み合わせ以外の問題からくる場合には、顎関節は下顎骨や筋肉等も顎関節に影響を及ぼす為、
矯正治療をおこなったからといって顎関節症が治るわけではないのでご了承ください。
④見た目のコンプレックス
私自身も学生時代に矯正治療を行ったので、この問題点に関してはとても共感できる点が多いです。
これを読んでいる方からすると、コンプレックスだから今矯正治療をする院を探しているからこそ
今このブログを読んでくれているのかなと思います(*’ω’*)
気になっているからこそマスクをしたり、笑う時に口元に手を当てていたり、
ご自身のメンタル面への影響も大きくかかわってくるのではないかなと思います。
また、将来的に海外でお仕事をしたいという方は、
海外では、八重歯がドラキュラのようで良くない影響がある、という風に言われているので、
歯並びが悪いだけで、相手への印象が悪くなってしまいます。
海外で良いビジネスをしていくには、綺麗な歯並びは必要なのかもしれませんね( ^)o(^ )
治療方法
歯の凸凹は治したい!けど、実際にどのような治療方法があるのか?
と気になる人もいると思うのでどんな治療方法があるのかについてもお話していきたいと思います!
①表側(ラビアル)矯正治療
まずは皆さんよく知る表側(ラビアル)矯正です。
歯の表側にブラケットとワイヤーが付きます。
歴史も長い為、幅広い歯列に対応しております。
従来はメタルのものが多く使用された為、すごく目立つような印象がある方も
多いかと思いますが、近年はセラミック製のもので白いタイプのものも
増えてきていますので、目立ちにくくなってきています(^^)/
個人的には、メタルのブラケットがついているのもかわいいなと思います!
しかし、従来からある装置でもデメリットもござます。
装置に厚みがあるため、矯正治療中は常に唇が持ち上がった状態ですので、
口元の後退を望んでいる方には、矯正治療中は、唇が持ち上がった状態になってしまいます”(-“”-)”
また、ブラケットやワイヤーが引っかかってしまい、口腔内に痛み、傷ができてしまう場合もあります。
②裏側(リンガル)矯正治療
2つ目は当院が得意としている、裏側(リンガル)矯正です(^^)/
歯の裏側にブラケットや装置が付くため、矯正治療を行っていることが見た目だけではほとんどわかりません。
また、後ろに引っ張る力が強いため、前歯の下げ率を大きく出すことが得意としています。
裏側矯正では期間がすごく伸びやすいといわれていますが、そんなこともありません!
※口腔内の状況によっては、ほかの患者様より治療期間が延びてしまう場合もございます。
また、裏側矯正では舌が傷つきやすいため、装置装着直後は痛みや違和感をとても感じる場合がございます。
慣れるまでの期間は個人差はありますが、約1週間程度となっております。
たくさん喋っていただいたほうが慣れるのは早いので、是非たくさん喋ってくださいね( *´艸`)
③ハーフリンガル矯正
ハーフリンガル矯正とは、上顎が裏側、下顎が表側に装置がつくことをさします(*’ω’*)
表側矯正程装置が目立たなく、裏側矯正程料金も高くありません!(^^)!
しかしながら、装置が付いている方向が違うことで、調整に時間がかかってしまう場合があります。
嚙み合わせによってはご案内できない場合がありますのでご了承ください。
まとめ
今回は、歯の凸凹についてお話していきました。いかがでしたか?
歯の凸凹は、見た目の面で気になる方もいますが、
歯を長持ちさせるという点でも、矯正治療を行う意味はあるのかなと思っております。
しかし、矯正治療は安いものではありませんので、
この先自分が何を大切にしていきたいのかによって選択していただければと思います。
当院では、機能面も重要視しながら、患者様のご希望にも寄り添えるように全力を尽くして参ります。
当院でのカウンセリングをご希望される方はこちらからご予約ください(^^)/
※未成年者、学生は保護者と一緒にご来院いただくか、承諾書をお持ちください。
料金表はこちらからご確認お願いいたします。
当院ではトータル料金制ですので、予めご自身の予算と相違がないことをご確認お願いします。